京阪電鉄は、石山坂本線に京阪石山駅前などを舞台とした風景が登場する人気アニメ「中二病でも恋がしたい!」のラッピング電車の運行を始めた。来年3月末まで走る予定。 アニメは、自意識過剰など思春期にありがちで、自分は特別な存在で魔法が使えるなどと思い込む「中二病」を抱えた高校生らのラブコメディー。車両には主人公の富樫勇太ら6人のキャラクターが描かれ、日常の学校生活をイメージしたピンクと、中二病による妄想世界をイメージした青色の2両編成となっている。 作中には京阪石山駅前のほか、穴太駅や瀬田川大橋などがモデルの風景が登場している。同電鉄は「全国からファンに来てもらい、『聖地巡り』をしながら、大津の良さを知ってもらえれば」としている。 1日12往復程度、運行している。26日からは浜大津駅で、キャラクターをデザインした同線の1日乗車券(4枚セット、2000円)を販売する。ダイヤなど、問い合わせは近江神