◆JERAセ・リーグ 巨人9―5阪神(3日・東京ドーム) 阪神は9連敗となり、セ・リーグの開幕からの連敗記録を更新した。1979年のヤクルトの1分けを挟んで8連敗を上回るリーグ史上初の屈辱。今季限りでの退任を決めている矢野燿大監督はラストイヤーの初勝利が遠い。 腰痛から復帰して今季初先発したガンケルが初回に中田に満塁弾を浴びた。この3連戦は初戦の藤浪、第2戦の小川に続き、先発陣が全て初回に被弾。一気に4点を追う苦しい展開になると、6回には2番手で登板した浜地も最初の打者の岡本和に左中間へソロを運ばれた。 前の2試合で3本ずつの本塁打を許していた投手陣は、このカードで計8発を献上。阪神の同一カード8被弾は2020年10月30日から11月1日のDeNA戦(横浜)以来で、矢野監督の指揮下ではワーストタイとなった。 打線も初対戦の巨人ドラフト3位・赤星=日大=に苦戦。5回まで1安打に抑えられ、プロ