林:人型ロボットを手がける他社は“人間の動きが真似できる”ことに興味があるように思います。つまり、「二足歩行できる」「階段が上れる」「紙コップが持てる」といったことが重要であるのに対して、ソフトバンクグループは最初から「クラウドAI(人工知能)」を活用したコミュニケーションに重点をおいたロボットを目指しました。「クラウドAI」にこだわる理由は「情報量が多い=知性」になるからです。人の気持ちの振れなどといった情報をクラウド上に集積し、AIで処理するというプラットフォームを最初から目指してきたという点で、他社とは大きく違うと思います。 林:「Pepper」は人の動きを模倣するためではなく、あくまで人とコミュニケーションをするために開発されたロボットです。例えば、「Pepper」は二足歩行ではなく、あえて「オムニホイール」という360度どちらの方向にも移動できる特殊な車輪を採用しています。これは
ヒト型ロボット「ペッパー」の「父」は誰――。ソフトバンクロボティクスが23日、報道各社に対し、OBで家庭用ロボットを作る「グルーブX」社長の林要氏を「ペッパーの父」「生みの親」などと呼ばないよう要請する文書を出した。ソフトバンク広報は朝日新聞の取材に「ペッパーの父は孫正義ただ一人だ」としている。 林氏は、2015年にソフトバンクロボティクスを退職してグルーブXを興した。退職前の肩書は「PMO室長」で、ソフトバンク側はマスコミなどに「開発リーダー」と紹介し、自社サイトでもそう記述していたが、広報担当者は23日、「リーダーという当時の紹介は誤りだった。おわびして訂正する」と話した。 要請文は林氏について「ペッパーの企画や技術開発等、いかなる点においても主導的役割を果たしたり、特許を発明したりした事実はない」と説明。「林氏に『ペッパーの父』『生みの親』『元開発者』等の呼称を用いるのは明らかな誤り
子供の頃、筆者がよく見たアニメにはロボットものがたくさんありました。いつかロボットを作ってみたいと夢見た読者の方もたくさんいらっしゃるのではないかと思います。しかし実際は、ロボットの「頭脳となるソフト」と「身体となるハード」の両方を作って組み上げるなんて、ちょっと自分にはハードルが高すぎると、諦めてしまったのではないでしょうか? そんな方に朗報です! 「ラズベリーパイ」(Raspberry Pi)は手のひらに乗るほどコンパクトなサイズでありながら(図1)、れっきとしたコンピュータであり、しかも、外部のハードウエアと簡単に接続する仕組みが搭載されています。自分だけのオリジナルロボットを作るための必要な土台を提供してくれるのです。また、ロボット作りというテーマを通して、ソフトウエアとハードウエアの両方を同時に学べる優れた学習教材でもあります。 小学生でも“本当に”分かるように解説 この連載は、
時には戦い、時には共存してきたヒトとロボット。これまでヒトは、ロボットの能力に勝ることもあれば劣ることもあった。だが、今日ここで決着を着けようじゃないか。 そう。戦いと言えばじゃんけん。ヒトは、さまざまなシチュエーションで幾度となくこの武器を手に戦ってきた。世代を超えて受け継がれてきたじゃんけん。負けるはずがない……! 相手に選んだのは、東京大学 情報理工学系研究科 石川渡辺研究室が開発した「勝率100%のじゃんけんロボット」。ロボットの指は3本で、グーはにぎりこぶし、チョキは2本指、パーは3本指が出る。いざ、勝負!!!!! じゃんけんポンポンポンポンポンポンポンポンポンポーーーン! うっ、こんなに連続してじゃんけんしたのに1回も勝てなかった……。 勝率100%のじゃんけんロボット、強し 実はこのロボット、ヒトの手を認識して瞬時に判別しているそうだ。高速ビジョンで1000fps(1秒あたり
世界25か国に子会社を持つドイツのロボット製造メーカーKUKAロボティクスは、食品・建設・ガラス・鋳造・鋳物・木材・金属・石材産業といった幅広い分野で活躍する精密な産業ロボットを提供しています。そんなKUKA社のロボット「KR AGILUS」にラケットが装着され、卓球ランキング世界一の経歴を持つティモ・ボル選手との対決が行われています。 KUKA Robot vs. Timo Boll: The Duel http://www.kuka-timoboll.com/ ロボットと元世界チャンプが対決してどちらに軍配が上がったのかは以下のムービーのラストで明かされます。 The Duel: Timo Boll vs. KUKA Robot - YouTube ) 卓球界の伝説、ティモ・ボル。 身長181cm、体重78kg、年齢32歳。まるでくっついているかのようにラケットの表面でピンポン球を転が
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