24日の東京外国為替市場は、アメリカのトランプ大統領の経済政策の先行きが不透明だという見方などからドルを売って円を買う動きが出て円相場は、いくぶん値上がりしています。
米大統領選の共和党候補トランプ氏(70)は11日、ツイッターで、トランプ氏の選挙戦を支援しないことを表明した共和党最高幹部のライアン下院議長に対し、「無力で無能な指導者」と批判した上で、「(党の)足かせが外れてうれしい。今後はやりたいように戦える」と宣言した。 トランプ氏は、女性に関するわいせつな発言を機に、共和党内から「不支持」表明が相次ぐなど窮地に陥った。今回の宣言は、民主党のクリントン候補(68)だけでなく、共和党主流派をも「エスタブリッシュメント(既成勢力)」と位置付けて対立構図を作りだし、無党派層に直接訴えかける選挙戦を強化するものとみられる。 トランプ氏は同日、ライアン氏に加え、トランプ氏への不支持を決めた党重鎮マケイン上院議員に対しても「彼は予備選で私の支持を懇願したのに(私は支持し、彼は勝った)、更衣室での発言ぐらいで支持を取り下げた!」と不満をぶつけた。さらに「忠誠心のな
米大統領選の共和党候補者指名争いで、獲得代議員数が2位だったクルーズ上院議員(45)が3日(日本時間4日午前)、選挙戦からの撤退を表明し、実業家のトランプ氏(69)が同党の指名を獲得することが確実な情勢となった。同日に行われたインディアナ州予備選で同氏が大勝し、クルーズ氏が選挙戦の継続を断念した。 クルーズ氏は、同日夜のインディアナ州での集会で、支持者を前に「我々は選挙戦から撤退する」と表明。一方、トランプ氏は早くも民主党のクリントン前国務長官(68)との対決を見据え、「我々はヒラリー・クリントン氏を打ち負かす。彼女は偉大な大統領にはなれない」と自由貿易に対する政策の違いなどを強調し、「(本選挙が実施される)11月に我々は勝利する」と述べた。 これまでの獲得議員数で3位のオハイオ州のケーシック知事は依然撤退の意向を示していないが、トランプ氏が7月の共和党全国大会前に候補者指名に必要な代議員
【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の候補指名争いは9日、西部ワイオミング州で民主党の党員集会が開かれ、2位のサンダース上院議員(74)が首位のクリントン前国務長官(68)を破った。 サンダース氏は3月22日以降に実施された8州の候補者選びで7連勝した。ただ、得票率でクリントン氏を上回ったものの、代議員数は投票で決まる14人を比例配分で7人ずつ分け合った。全代議員数ではクリントン氏が優勢を維持。 一方、共和党は9日、西部コロラド州での代議員選出で、首位の不動産王、トランプ氏(69)の陣営が、2位のクルーズ上院議員(45)の番号を記載したチラシを配る手違いがあり、投票で決まる代議員34人すべてをクルーズ氏が獲得した。
米大統領選の共和党候補に手を挙げるドナルド・トランプ氏が次期大統領になることはあるのか―。 今年11月8日に行われる本選挙で「トランプ大統領」が誕生する可能性がでている。民主党寄りの有権者でさえもトランプ支持に回るのがイマの米国である。いったい何が起きているのか。 大統領選を追う専門家らは過去数カ月、トランプ氏の人気の理由を探ろうと懸命になってきた。というのも、ほとんどの専門家は昨夏から秋にかけて「トランプ人気はいずれ落ちる」と予想していたが外れたからである。 恥ずかしながら筆者もその1人。昨年9月末まで、トランプ氏は年明けまでもたないと読んでいた。過去の大統領選を振り返ると、暴言を1度口にしただけで消えていった候補が何人もいたからだ。 ところがトランプ氏は不法移民やイスラム教徒に対する差別的発言を繰り返しても、その支持率が落ちなかった。というより、逆に、暴言や失言を前に進むエネルギーに変
トランプの「イスラム教徒入国禁止」発言で共和党予備選はこのままの形で継続させることが困難に Mark Kauzlarich-REUTERS 今週飛び出したドナルド・トランプの「すべてのイスラム教徒のアメリカ入国を拒否すべきだ」というコメントは、与野党一体となっての非難の大合唱に包まれました。 オバマ政権のアーネスト報道官が「大統領候補の資格なし」と切って捨てたのを筆頭に、民主党サイドだけでなく、ブッシュ前大統領、チェイニー前副大統領、ライアン下院議長などの共和党の大物も口を極めて非難をしています。 ペンシルベニア州のフィラデルフィアといえばアメリカ建国時の首都であり、来年7月に民主党の党大会が予定されている大都市ですが、同市のマイケル・ナッター市長は「トランプの入市禁止」を宣言。一方で海を渡ったイギリスでも、「トランプ入国禁止措置を求める請願」が盛り上がっています。 そんなわけで、まともな
【ワシントン=加納宏幸】来年11月の米大統領選に向けた共和党指名争いで独走する不動産王、トランプ氏に対し、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への対応で同党支持層からの期待が強まったことが、4日発表されたCNNテレビの世論調査で分かった。オバマ大統領への不満も吸収しているとみられ、米連邦捜査局(FBI)がカリフォルニア州での銃乱射事件をテロ行為と断定したことで、この傾向はさらに強まる可能性がある。 事件前に実施された同調査によると、トランプ氏は10月の前回調査での27%から36%へと支持を拡大。トランプ氏と同様にシリア難民受け入れで厳しい立場を取るクルーズ上院議員が4%から16%へと躍進し、2位に付けた。トランプ氏の支持率、2位との差(20ポイント)は過去最大となった。 イスラム国問題に誰が最もうまく対処できるかを尋ねた設問では、46%がトランプ氏を挙げ、8月調査の32%に比べて14ポ
米オハイオ州コロンバスで開いた選挙集会で演説するドナルド・トランプ氏(2015年11月23日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Ty Wright 【11月27日 AFP】米大統領選の予備選では、一般大衆の歓心を買おうとした候補者から突拍子もない発言が飛び出す事例は珍しくない。しかし、共和党の指名候補争いで首位を走るドナルド・トランプ(Donald Trump)氏がますます扇動的な放言を連発する中、党内のライバル候補は包囲網を強め、保守派の論客からも同氏を「ファシスト」呼ばわりする声が上がり始めた。 最も物議を醸しているのは、トランプ氏が米国に住むイスラム教徒の登録制導入を支持すると表明したことと、2001年の9.11米同時多発テロの際にニュージャージー(New Jersey)州でアラブ系住民が歓声を上げるのを見たと、根拠もなく主張したことだ。 あまりに好戦的な態度に、トランプ
米ニューヨークのトランプ・タワーで開かれた記者会見で話すドナルド・トランプ氏(2015年11月3日撮影、資料写真)。(c)AFP/Kena Betancur 【11月23日 AFP】2016年米大統領選挙の共和党の候補者指名を争うドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)は22日、拷問だとして非難されている「水責め」と呼ばれる尋問手法の復活を呼び掛けた。イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」のしていることに比べれば水責めは「取るに足らないこと」だとしている。 この提案は、フランスの首都パリ(Paris)での同時テロ事件を受け、テロの脅威への対応策として行ったもの。同氏は先週にも、米国内の全イスラム教徒を登録するよう呼び掛け、論争を引き起こしていたが、今回の米ABCニュース(ABC News)とのインタビューでは、強硬発言をさらにエスカレートさせた。 トランプ氏はテロ容疑者に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く