今月9日に行われた「第3回世田谷246ハーフマラソン」で誘導ミスが起こり、選手が本来よりも約1キロ短い距離を走ってゴールしていたことが12日、分かった。正月の風物詩「箱根駅伝」に出場する大学の選手も多数参加。大会は、今回から日本陸連下部組織の公認競技会とされ、タイムは公式記録として認められるはずだったため、記録無効に関係者は落胆の色を隠しきれないでいるという。 主催の世田谷ハーフマラソン実行委員会などによると、大会は9日朝に東京都世田谷区の駒沢オリンピック公園陸上競技場をスタート。約1000人が国道246号や多摩川を抜け、ゴール地点の同競技場に再び戻るコースを走った。 関係者によると、選手は競技場の周囲を半周してゴールするところを係員の誘導ミスで半周しないままゴール。本来の21.0975キロより1.1379キロ短い距離となり、選手は自己記録を約4〜7分間更新する好タイムを次々に出したが、す