名古屋の野球熱が復活ムードだ。中日は20日のヤクルト戦(神宮)に3―7で敗れて4位に転落したが、チームは4カード連続勝ち越し中。好調ぶりを反映するように19日に中部地区で東海ラジオが独占中継したヤクルト―中日戦(17時57分~21時35分)がradiko(ラジコ=スマートフォンやパソコンなどでラジオが聴けるサービス)の聴取データでシェア率54・0%を記録した。 これは開幕戦の同カードで記録した53・5%を抜いて今季最高。中日戦が放送されていた間、ラジコを利用して中部地区のラジオを聴いていた人のうち半数以上が東海ラジオを聴いていたことになる。「ドラゴンズがいい形になってきてそれがダイレクトにうちの放送に跳ね返ってきている。ありがたいですね」と東海ラジオも驚異的な数字にニンマリだ。 敵地での試合とあって地元テレビ局の地上波中継がなかったことも大きいが、何より19日は1試合4本塁打と打ちまくって