中国の都市部でブームになったシェア自転車が、大量に放置・保管されている様子をとらえた映像作品が注目を集めている。簡単に利用できる便利さから、「中国の新四大発明の一つ」とまでもてはやされたシェア自転車。だが、無残な末路を見て、利益ばかり追う企業や政府のあり方を問い直す声が、中国国内で高まっている。 …
中国で昨年から今年にかけて急速に普及しているレンタル自転車「シェア自転車」を展開する2社が6月、相次いで倒産した。いずれも、貸し出した自転車のほとんどが盗まれ、事業が成立しなくなったことが原因という。シェア自転車は従来のレンタル自転車と異なり、スマートフォンを使うことなどにより、どこででも乗り降りができる便利さが特徴だが、一方で利用者の「良心」に頼らなければならない側面もあり、やはり、マナーという面で中国では成り立たないのだろうか。 セキュリティーの欠陥につけ込まれる? 中国メディアが報じたところによると、倒産したのは「悟空単車(Wukong Bike)」と「3Vbike」の2社。先に倒産した「悟空単車」は、今年初めに重慶で事業をスタートさせたが、当初投入した約1200台のうち約9割が回収できなくなった。多くのケースで電子キーを破壊されたという。 また同社の自転車には、他社の多くに標準的に
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