民進党の前原前代表は、国会内で記者団に対し、2日、民進党に離党届を提出したことを明らかにしたうえで今後、希望の党に入党する考えを示しました。 そのうえで前原氏は「希望の党への合流を小池代表とともに努力した者として、一兵卒でみずからが主導した『新たな選択肢を作る』という取り組みを進めていきたい」と述べ、今後、希望の党に入党する考えを示しました。
22日投開票の衆院選で、希望の党の候補者たちから小池百合子代表の発言や党運営へのありようへの異論や指摘が相次いでいる。報道各社の情勢調査で同党の苦戦が伝えられるなか、選挙結果によっては小池氏への反発が強まる可能性もある。 「小池代表の発言で一気に支持率が下がる不安定な党ではいけない」。20日朝、結党メンバーで前職の松原仁氏(東京3区)が街頭で訴えた。念頭にあるのは、希望に民進党が合流する際に小池氏が持ち出した「排除の論理」だ。「日本は和をもって貴しとなす国だ」と苦言を呈したうえで、「1人に頼りすぎる政党は極めて異常」と指摘。党運営を集団指導体制にすべきだとの考えを示した。 異論の多くは、民進出身の前職らによるものだ。 田嶋要氏(千葉1区)は19日夜、街頭で「できたばかりの希望を実際に運営するのは民進出身の中堅だ」と演説。「小池さんが自民党との連立や憲法9条改悪を行うようであれば、希望にはい
広島2区で遊説する希望の党・小池百合子代表=16日午前9時44分、広島市西区のJR横川駅前(撮影・鳥越瑞絵) 衆院選を前に民進党から希望の党に移籍した前職の中に、希望の党の公約と大きく異なる主張を掲げる候補が続々と出始めた。希望の党が容認する「憲法9条改正」などの踏み絵を踏んだはずなのに公然と異を唱え、小池百合子代表を批判する声まで上がる。希望の党の失速で焦りを募らせているようだ。 「憲法9条の改悪については明確に反対」 香川1区から希望の党公認で立候補した小川淳也氏は、党の公約に「憲法9条を含め改正議論を進める」と明記されているにもかかわらず、自身のホームページにそう書き込んだ。 小川氏は16日、高松市で行った街頭演説で「小池氏の物言いは『排除』などひどい。私の政治信条は変わらない」と強調。この日は改憲派の前原誠司民進党代表が街頭演説を行う予定だったが、急遽キャンセルした。 後援者らを集
10月14日午後の新宿駅東南口。民進党時代には代表が街宣しても半分も埋まらなかったその広場は、多数の人でひしめいた。それはあたかも、昨年の都知事選に出馬した当時の小池百合子東京都知事の街宣を髣髴とさせる熱気である。 一心に聞き入る聴衆を前に熱弁をふるっているのは枝野幸男代表。15カ月前には小池知事に微笑んだ運命の女神はいま、枝野代表に向かって微笑んでいる。立憲民主党には強い追い風が吹いており、公示前の議席数15を倍増する勢いだ。 ツイッターのフォロワー数が急増 10月2日に結党した時には、枝野氏たったひとりのスタートだった。それが希望の党に入れなかった元民進党の仲間などが集まり、小選挙区と比例区を合わせて78名を擁立するまでになった。 ツイッターの立憲民主党公式アカウントのフォロワー数も、たちまち増えた。10月4日に開設したばかりなのに、2日目で自民党広報アカウントのフォロワー数を抜いてい
玄葉氏、「排除なければ200議席」=小池氏発言に恨み節【17衆院選】 民進党の玄葉光一郎元外相は13日、福島県石川町での演説会で、希望の党の小池百合子代表が民進党出身者の公認をめぐり「排除する」と発言したことに関し、「発言がなければ、希望の党は200議席に迫る勢いだ」との認識を示した。 希望、苦戦予測に危機感=与党は緩み警戒 希望側と公認調整に当たった玄葉氏は「全員受け入れる気はさらさらないなんて(小池氏は)言い過ぎだ。本当に返す返す惜しい」と恨み節を口にした。 これに関し、小池氏はBSフジ番組で「きつい言葉だったと思うが、政策の一致(が重要)ということを申し上げたかった」と釈明した。(2017/10/13-23:02) 【政治記事一覧へ】 【アクセスランキング】
衆院選で希望の党への合流を決断した民進党の前原誠司代表が、誤算の連続で窮地に追い込まれている。「排除」と分裂劇の末、政権交代に向けた一時の勢いは失速したまま回復する手立ては見つからない。民進の参院議員の間では選挙後の代表辞任を求める動きも出てきた。 「希望との合流は、安倍1強政治を倒すためだ。今の政治の流れを変えていかなくてはいけない」 前原氏は13日夜、東京都内の街頭演説で希望代表の小池百合子・東京都知事と並び立ち、民進出身者が希望に合流した意義を強調した。報道各社が希望の失速を報じる中、「政治を変えられるのはみなさんの一票です」と危機感を訴えた。 前原氏は安倍晋三首相による「不意打ち解散」を逆手にとり、希望への合流を即断。小池氏の人気に乗じて「政権交代可能な二大政党」実現を目指したが、現実は誤算の連続だった。 前原氏が9月28日の民進の…
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激動の衆院選が10日公示(22日投開票)で正式にスタートする。野党の混乱と準備不足を突いた安倍晋三首相(63)による“国難突破解散”で自民圧勝ムードかと思われたところに、小池百合子都知事(65)が「希望の党」を立ち上げ、民進党が“合流”。民進党の解党騒動を受けて枝野幸男氏(53)が結党した「立憲民主党」が“意外”な人気を集めている。そんな中で希望が7日、元ジャーナリストの上杉隆氏(49)を比例代表東京ブロックで擁立する方針を固めたことが分かった。 小池氏がお膝元の東京に送り込む“ファイナルウエポン”は、第1次安倍政権の内幕を描いた「官邸崩壊」の著者で、本紙週末連載「言いたい放談」でもおなじみの上杉氏だった。 希望関係者は上杉氏擁立の背景をこう指摘する。 「“日本をリセット”すると掲げた小池氏にとって、政界とメディアの内情を知り尽くす上杉氏は改革の担い手として、欠かせない。加えて都知事選での
会談後に記者に囲まれ握手を交わす希望の党代表の小池百合子東京都知事(左)と民進党の前原誠司代表=東京都新宿区で2017年10月5日午後0時35分、竹内紀臣撮影 希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は5日、衆院選(10日公示、22日投開票)の対応をめぐり、民進党の前原誠司代表と東京都内で会談した。前原氏は小池氏に衆院選出馬を要請したが、小池氏は「考えていない」と固辞した。小池氏は会談後、記者団に選挙後の首相指名について、自民党が社会党委員長(当時)の村山富市氏を首相候補とした例をあげて「水と油で手を結んだこともある」と述べ、自民党を含め他党との連立を排除しない考えを示した。 希望の党の首相候補について小池氏は「どういう旗頭で戦うかを整理していきたい」と説明した。「首相指名は衆院選が終わってから、いろんな結果を受けて行うものだ」とも述べた。これに対し、前原氏は「(小池氏が)出馬しないなら、早
小池百合子・東京都知事率いる「希望の党」が1次公認を発表した3日、希望に背を向ける立候補予定者も相次いだ。相いれぬ理念と政策、求められる資金提供への違和感……。公示まで1週間。当てが外れた予定者たちは、次の生き残りを模索する。 民進党は当初、約210人の全立候補予定者が希望に公認されるよう求めていたが、実現しなかった人も多い。 3日夕。東京都八王子市のJR八王子駅前で、東京24区から民進公認で立候補予定だった新顔の高橋斉久氏(44)が、「『希望』からは立候補しません」とマイクを通して呼びかけた。 前夜まで希望の公認調整を見守っていたが、小池氏の「排除」発言がひっかかった。演説の直前、元官房長官の枝野幸男氏が立ち上げた立憲民主党への合流を決めた。 気になったのは「排除の論理…
衆院解散直前になって小池百合子・東京都知事の新党「希望の党」と、民進党の合流構想が急浮上した。安倍政権に対抗する一点で結集できれば、衆院選の構図が一変する可能性を秘める。だが、新党への身売りにも近い合流構想には民進党内から強い反発が出ており、四分五裂となる可能性すらある。 東京都内のホテルで27日に行われた「希望の党」の結党記者会見。衆参の計14人の国会議員が小池代表を囲んだ。 8人は民進を離れた議員、残りは自民や日本のこころなどから集った「寄り合い所帯」。代表に就任した小池氏は「今日のチャーターメンバーのみなさんを始め、これからも多くの仲間が増えていく」と言い切った。 その前夜。小池氏は民進の前原誠司代表と会談していた。衆院選での連携を確認し、民進議員が党籍を残したまま、小池新党が公認を出す。比例区では統一名簿も――。前原氏は事実上の「合流」に向けたさまざまな方式を提案したという。 25
細野が民進党議員の選別について語ってる姿がまさに民進党そのものだよなw 本当最低の男だと思う 自分が政調会長してた党の議員の選別を鞍替えしたのがほんのちょっと早かったってだけでドヤ顔で出来る厚かましさた言ったらない
東京都の小池知事が代表を務める希望の党の細野元環境大臣は、28日夜、記者団に対し、衆議院選挙での公認の扱いについて、民進党の菅元総理大臣や野田前総理大臣を念頭に、三権の長の経験者を受け入れるのは難しいという認識を示しました。 こうした中、希望の党の細野元環境大臣は、28日夜、東京都内で記者団に対し、衆議院選挙での公認の扱いについて、民進党の菅元総理大臣や野田前総理大臣を念頭に、「三権の長を経験された方は、ご遠慮いただいたほうがいい」と述べました。 そのうえで細野氏は、「民進党の政策と理念は希望の党とは明確に違う。民主党時代も含めて、三権の長を経験された方は、これまで中核を担ってきた方なので、入党を遠慮してもらうことは自然ではないか」と述べました。
いろいろ翻弄されて大変だろうと思うんですけど、前原さんは「何かを変えなければ、民進党は浮上しない」と考えたのでしょう。そして、一人でも多くの議員を国会に送り込む、なるだけ地方組織はしっかりと残すことを考えたときに、いままでの民進党という傷ついた器をただただ経営していくだけでは、勝負がかけられないと判断したのではないかと思います。 そして、元ザヤだ、また騙されるだと党内でも揶揄する声の大きい自由党小沢一郎さんとの関係をテコに、それも、あれだけ小沢一郎さんを嫌っていた前原さんが、必要であると判断し、それはそれとして野党共闘の路線も睨みつつ、民進党の名前で落とされる政治家が減るように希望の党とクリンチしていくという。もちろん、赤松グループは「とんでもない」と思うでしょう。でも、本当に必要なことは生き残ることであり、生き残るために連合の支援を受けながら、必要な改革を行い政策を実現していくための勢力
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