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国内屈指の有名法律事務所「アディーレ法律事務所」に業務停止処分が下された。NHKによると、着手金を無料にするキャンペーンを期間限定とうたいながら5年近く続けていたとし、東京弁護士会が法人としての業務を2カ月間停止すると発表したという。 有名タレントをテレビCMで起用するなど、名の知れた法律事務所だけに衝撃は大きいが、実際のところ「どれだけ悪質なのか?」そして「処分は適正なのか?」イマイチわからない。そこで今回はアディーレ法律事務所の元従業員に一連の事案について話を聞いてみたのでご覧いただきたい。 ・元アディーレ法律事務所の従業員 話を聞かせてくれたのは、アディーレ法律事務所に5年以上勤務した経験を持つAさんだ。職種については本人の希望で伏せるが、アディーレ法律事務所の内情をよく知る人物であることは間違いない。以下でインタビューをご覧いただこう。 ──まず、今回の一報を聞きどう思われましたか
アダルトビデオ(AV)出演を拒否した20代の女性に所属事務所が約2400万円の損害賠償を求めた訴訟をめぐり、日本弁護士連合会(日弁連)が、所属事務所の代理人を務めた60代の男性弁護士について「提訴は問題だった」として、「懲戒審査相当」の決定をしていたことが18日、関係者への取材で分かった。弁護士は依頼者の利益を代弁する職責を持つため、提訴を理由に懲戒審査に付されるのは異例だという。 確定判決によると、女性は「タレントになれる」と18歳でスカウトされ、事務所と契約。その後、AV出演を求められ、拒否すると事務所から「違約金を支払え」などと脅された。女性が契約解除を求めると、事務所は男性弁護士を代理人として損害賠償訴訟を東京地裁に起こした。 しかし平成27年9月の1審判決は「事務所は高額の違約金を盾にAV出演を迫った」と指摘。「女性には契約を解除するやむを得ない事情があった」として請求を退けた。
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