アメリカのIT企業、グーグルは自社の買い物サイトが有利になるよう他社のサイトを妨げEU=ヨーロッパ連合の競争法に違反したとして、ヨーロッパ委員会から巨額の制裁金を科されたのを不服として、EU司法裁判所に提訴しました。 グーグルはこれを不服として11日、EU司法裁判所に提訴しました。グーグルはコメントを控えるとしていて、訴えの詳しい内容は明らかになっていませんが、ヨーロッパ委員会は「裁判所で正当性を主張していく」とコメントしています。 EU司法裁判所はこのあと、書面のやり取りや聞き取りを通じて双方の主張を精査し、1年半から2年以内に判断を下すとしています。