任天堂は、企業広報のX(Twitter)で、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)の後継機に関するアナウンスを今期中(2025年3月までと思われる)に発表することを明かした。合わせて、2024年6月に行うニンテンドーダイレクトでは、Switchソフトラインナップの発表のみで後継機種に関しては扱わないことも発表した。
2017年3月にNintendo Switchが発売されて7年になる。発売からこれだけの年数を経ても売れ続けるゲームハードは非常に珍しく、おそらく最終的には1.5億台強を売り上げたニンテンドーDSを超えて任天堂史上最大のヒット商品となるだろう。だが、Switchが最新ハードとして活躍し続けることはなく、近い内に新型ハードが発表されるのは確実だ。 信頼性の高いもの、低いものも含め多くの憶測記事がでて、その真偽を問われるたびに任天堂は記事内容の否定を続けている。本記事もその憶測記事のひとつに過ぎないので話半分で読んでほしい。 新ハードの発売時期・価格・スペックについて、2024年5月時点における数々の記事や過去ハードに関する情報、市場動向などを基に可能な限り"正解"に近づくように推測してみた。 なお、理由は後述するが新ハードがSwitchとの互換性を持つことはほぼ間違いないと思われるので、任天
著作権侵害で任天堂のアメリカ法人「Nintendo of America」に訴えられているNintendo Switchのエミュレーター「Yuzu」の開発元であるTropic Hazeが、任天堂に対する損害賠償240万ドル(約3億6000万円)の支払いに合意し、Yuzuのサポートを停止したことを発表しました。 Tropic Haze Joint Mot for Entry of Consent Judgment 4854-3482-0266 v.2 (PDFファイル)https://s3.documentcloud.org/documents/24455382/tropic-haze-joint-mot-consent-judgment.pdf Exhibit A - Tropic Haze Judgment and Permanent Injunction (PDFファイル)https:
Image:Pe3k/Shutterstock.com 最近にわかにNintendo Switchの後継モデル、通称「スイッチ2」の発表・発売時期に関する噂が相次いでいる。海外メディアEurogamerなど複数の情報源が2025年初頭に発売説を唱えた直後に、日経新聞が「2025年3月にも発売へ」と報じていた。 そんななか、スイッチ2の価格が399ドル~499ドル(約6万円~7万5000円)になる可能性が高いとの予想が報じられている。 もちろん任天堂はスイッチ2の存在を公式に認めていないが、その仕様に関しては多くのリーク情報や推測が届けられてきた。 ざっくりまとめれば、NVIDIAの未発表SoC「T239」(車載用チップTegra Orin=T234のカスタム版)を搭載。NVIDIAのAmpereアーキテクチャを採用し、1280基のCUDAコアを内蔵、サムスンの8nmプロセスで製造するといっ
2024年2月26日。日経新聞が、Nintendo Switch後継機の発売時期に関する記事を出しました。それは2025年春になりそうだ、という記事でした。 どうせ飛ばし記事だろ! と切り捨てる声がネットには溢れておりまして、日本のゲームファンが新聞のゲーム情報に対して厳しい目を向けていることが感じられる昨今なわけですが、そうやってシンプルに切り捨てるのは、ちょっともったいないとも感じております。そこで今回は、この記事について、思うところを書いておきましょう。 そもそも、ゲーム機の発売に関する最速情報が、なぜ、いつも経済紙(や経済誌)から出てくるのか? そんな疑問について、なんとなく理解していただけたら、と思っております。 新しいゲーム機の発売時期は、外部からは絶対にわからないものです。それは超ウルトラ級のトップシークレット。知っている人がいたとしても、ガチガチの守秘義務に縛られていて、よ
米任天堂(Nintendo of America)は、Nintendo Switchの非公式エミュレーター「yuzu」の開発元Tropic Hazeを提訴した。同エミュレーターにて、不正に入手された暗号化キーが用いられる状況がある点や、海賊版の配布・利用を助長している点などが問題視されたようだ。米任天堂はTropic Hazeに対し、同エミュレーターの配布などの恒久的な差し止め、および損害賠償を求めている。 「yuzu」は、Nintendo Switchの非公式エミュレーターだ。2018年1月に開発が発表。オープンソースで開発されており、無料配信されている。なお利用には基本的にゲームソフトから「吸い出し」したゲームデータ、いわゆるROMデータなどが必要となる。 Full lawsuit: https://t.co/BUas05mNmJ Nintendo alleges Yuzu "unla
発売前は、携帯性に対する疑問や性能の不安から、スイッチを懸念する意見も多数ありました。ですが、発売以降の好調ぶりは、今さら説明する必要もないほど。その躍進ぶりを、公的なデータを元に分かりやすくお伝えします。 家庭用ゲーム機市場に乗り出して以来、任天堂は長きにわたって業界を牽引してきました。その勢いは今もなお増すばかりで、時価総額が10兆円を超えたとの報道が先日広がったばかり。飛ぶ鳥を落とすような好調ぶりは、疑う余地もないほどです。 任天堂の飛躍は、今なお高い関心を集めるNintendo Switch(以下、スイッチ)の活躍抜きには語れません。これまで任天堂は数々の名機を生み出してきましたが、そのなかでもスイッチは指折りの人気を誇っています。 スイッチの躍進は、歴代ゲーム機の歴史と照らし合わせても「異変」と呼べるほどの展開を迎えています。絶好調の任天堂を支えるスイッチが、どんな歩みと結果を積
今月は任天堂の決算について述べたい。 任天堂の第2四半期決算は大幅な増収増益であった。ただ第2四半期3か月では伸び率は大幅に鈍化した。これは第1四半期が「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」の発売で過去最高になった反動によるものだ。そのため業績的には,やや弱かったという印象だ。ただ7年目のゲーム機としてみた場合,かなり健闘しているとも言える。第1四半期でも用いたグラフを見てもらうと,分かりやすいだろう。 任天堂決算資料より(東洋証券作成) Switchの販売が上期はわずかながらプラスに転じている。 一般的には「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」の効果と思われているが,以前も指摘したようにソフトの発売から2か月が経過してもSwitchの販売は好調で,古川社長も謎と話していた動きになっている。 なお上記の数字には「Nintendo Switch(有機ELモデル) マリ
Nintendo Switch 2の詳細スペックが判明。GPU内蔵のCUDAコアは1280基、CPUはArm A78を8コア搭載 Nintendo Switch 2についてはGamescom2023にて関係者内でデモ機が披露され、そこでUnreal Engine 5などが動作しているデモが行われたという噂が出るなど、発売に向けて着々と開発が進められているためかここ最近はリーク情報が多く出始めています。 今回はこの中でも今まで明らかにされていたAmpereアーキテクチャーのGPUを搭載すると言う情報に加えて、このGPUに内蔵されるCUDAコア数やCPUのアーキテクチャーとコア数、そして製造プロセスに関する情報が登場しました。 Samsung Foundry 7LPH(8-nanometer improved version) — Revegnus (@Tech_Reve) September
著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。 Nintendo Switchも発売から7年目を迎え、そろそろライフサイクルの終わりに差し掛かりつつあります。 そんななか、後継モデル(以下「スイッチ2」)の未確認情報も相次いでいましたが、今度は「任天堂が実際に開発者にスイッチ2の技術デモを見せた」と複数の人物が証言しています。 いずれも、先月下旬にドイツ・ケルンで開催された大型ゲームイベントgamescom 2023での証言です。 まずはイベント終了直後、マイクロソフト関連で信頼性の高いWindows Centralの編集者
先月ドイツで開催されたイベント「gamescom 2023」において、任天堂が非公開の場でSwitchの後継機を披露し、次世代機の性能を見せていたと報道されている。 Eurogamerによると、「Switch 2」とも言えるこの機種では、Switchのローンチタイトル『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の「性能向上」版を動作させているところが披露されたという。なお、これは「ブレス オブ ザ ワイルド」の再リリースを示唆するわけではないようだ。 任天堂は次世代機を2024年下半期にリリース予定だと報じられており、開発キットがパートナー企業に提供されたと伝えられている。 報道によれば次世代機はNintendo Switchと同様、携帯モードで利用できるようで、コスト削減のために有機ELではなく液晶ディスプレイを搭載するとのこと。また、パッケージ版でも遊べるようにカートリッジスロットも実
Activision Blizzard買収計画を巡るマイクロソフトと米連邦取引委員会(FTC)の係争にて、Activision BlizzardのCEOが「任天堂(Nintendo Switch)の次世代機はPS4/Xbox One並の性能」と発言したとの報道がなされている。しかし、原文を確認するとそうした解釈は発言内容から乖離していることがわかる。 *Nintendo Switch(有機ELモデル) マイクロソフトは2022年1月、Activision Blizzardを総額687億ドル(約9兆8700億円・現在のレート)で買収する方針を発表。その後、反トラスト法(独占禁止法)違反の恐れがないかなどについて各国・地域の規制当局による審査がおこなわれており、日本を含むいくつかの当局ではすでに承認済みだ。一方の米国では審査が継続されるとともに、FTCが仮差止命令を求めて訴訟を提起。マイクロソ
オオタキ ユウ@NIAGARA GAMES @Fumble_D ゲーム学科の学生の半分以上がゼルダ買っていないんですよ。 勿論前作ブレワイもやっていない。 Valorantや原神はみんなやっているんですよ。 それでゲーム学科に来る。 ゲームしか出来ないSwitchよりもスマホをねだるのは若者としては当然なんだけど、コンシューマー知らないのはただただ怖い。 2023-05-17 10:14:47 オオタキ ユウ@NIAGARA GAMES @Fumble_D 転売ヤーのお陰で長い事PS5もSwitchも品薄状態が続いたためゲームに触れる機会が失われていたのも要因かなと。 沢山のモノに興味は持って欲しいけど、その全てがスマホが入り口でスマホの中が全てだと思ってしまうのはヤダなぁ。 色々思う事はある。うむ。 2023-05-17 10:14:48 オオタキ ユウ@NIAGARA GAMES @F
任天堂の古川俊太郎社長は9日の経営方針説明会で、家庭用ゲーム機「スイッチ」の価格改定の可能性を聞かれ、「現時点で値上げをする予定はない」との考えを改めて示した一方で、特に日本での採算が厳しくなってきたのは事実だと述べた。 同社は8日、今通期(2023年3月期)の営業利益予想を従来の5000億円で据え置いた半面、スイッチ本体の販売目標を2100万台から1900万台に引き下げた。 営業利益予想を据え置いたことについて、円安進行がなければ減益予想幅拡大と試算できることなどからネガティブとの見方が広がり、きょうの株式市場では一時前日比7%安の5790円と、3月30日以来の日中下落率を付けた。 古川氏のそのほかの発言は以下の通り。 スイッチの年間プレイユーザー、2022年9月までの直近1年で1億600万備考:年間プレイユーザーは、ニンテンドーアカウントのうち、年に一度以上スイッチのソフトを起動したユ
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