アメリカで普及する自家用車などで客を運ぶ配車事業をめぐり、ニューヨーク市が深刻な交通渋滞の原因になっているとして乗用車の登録を規制したことを受け、配車大手ウーバーは規制の撤廃を求めて裁判を起こしました。 アメリカでは、スマートフォンのアプリで配車の依頼を受け付け、一般の人が自家用車などで客を運ぶライドシェアと呼ばれる配車事業が普及していて、西海岸のサンフランシスコに本社を置くウーバーはその先駆的な企業として知られています。 この配車事業をめぐり、ニューヨーク市は去年、深刻な交通渋滞の原因になっているとして、新たな乗用車の登録を向こう1年間、原則として認めないといった規制を導入しました。 これに対して、ウーバーは、渋滞の原因は明らかではなく市に登録を規制する権限もないと主張していて、15日、ニューヨーク市を相手取り、規制の撤廃を求める裁判を起こしました。 ウーバーは「交通渋滞の解消に優先的に