大戸屋ホールディングスは21日、前日に東京都新宿区内の定食店「大戸屋ごはん処 新宿靖国通り店」で、お茶と間違って漂白剤を来店客に飲ませるトラブルを起こしたと発表した。飲んだ来店客は強い違和感を感じ、病院で診察を受けた結果、数日の安静が必要だと診断された。 大戸屋では「お客様および関係者の皆様には、多大なご迷惑とご心配をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪するとともに、再発防止に取り組む。また被害にあった来店客に対しては「誠心誠意対応する」としている。 このトラブルは20日開店前の午前8時ごろに、当該店舗の従業員が給茶用の小型ポットの茶渋を取ろうと、中に薄めた塩素系漂白剤を入れた。このまま放置したところ、午後2時頃に他の従業員が、これを来店客にそのまま出してしまったという。