英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)をめぐる政府案の代わりとなり得る選択肢の採決を終えた英下院議員ら。英議会記録部(PRU)の動画より(2019年4月1日撮影)。(c)AFP PHOTO / PRU 【4月2日 AFP】英下院は1日、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット、Brexit)をめぐる政府案の代わりとなり得る選択肢4件の採決を行い、すべて否決した。下院はすでに、政府がEU側とまとめた離脱協定案を3回否決している。 この日の採決された代替案には、離脱後にEUとのより緊密な経済関係を維持する案、離脱をめぐる2回目の国民投票を行う案、EUとの合意なき離脱を防ぐためブレグジットを中止する案が含まれた。 2回目の国民投票を実施する案は賛成280で最も多い支持を得たが、反対292で否決された。次に賛成が多かった案はEUとの恒久的な関税同盟にとどまる案で、賛成273、反対276だった。