国民民主党と立憲民主党の合流で、存在感の低下に喘ぐ政治家たちがいる。 8月19日夜、そんな面々がひそかに集まった。 野党担当記者によれば、 「この日は、立民を離党した山尾志桜里衆院議員、須藤元気参院議員、“おっパブ”通いで無所属となった高井崇志衆院議員らが会合を開き、そこに、れいわ新選組の山本太郎代表が呼ばれたんです」 表向きの議題は、山本氏がかねて声高に叫ぶ“消費減税”について。もっとも、 「実際は、山尾氏が、立民への合流を拒んだ玉木雄一郎国民代表らと結成する新党に山本氏を誘うために開いたもの。この日、結論は出ませんでしたが、山尾氏と山本氏は今も連絡を取り合い、前向きな話し合いが進んでいるそうで」 山本氏が、衆院選で100人の候補者擁立を豪語して“台風の目”などと持て囃されたのも今は昔。 「都知事選では65万票を得て3位に食い込んだものの、3億円が目標だった寄付金も、蓋を開けてみれば半分