【読売新聞】 【ロンドン=池田慶太】英国のトラス首相が、9月の就任から1か月余りで窮地に立たされている。与党・保守党の党首選で公約に掲げた大型減税策が修正に追い込まれ、政権ナンバー2の財務相を解任した。党内では早くも首相交代を模索す
唐鎌大輔 [みずほ銀行チーフマーケット・エコノミスト] Sep. 28, 2022, 07:05 AM 政治 13,931 9月21日、国連総会に出席したイギリスのリズ・トラス新首相。政権が打ち出した経済政策は早くも物議を醸しており……。 REUTERS/David 'Dee' Delgado 9月23日、ロンドン発で欧米の金融市場は総崩れとなった。イギリスのトラス新政権で財務相に就任したクワーテング氏が同日の議会下院で発表した経済対策がきっかけだった。 英政府は、所得税率の引き下げや法人増税の凍結などを柱とする政策を発表し、市場を驚かせた。 欧州では目下、ロシアからの供給源に端を発するエネルギー価格の上昇をどう抑えるかが喫緊かつ最重要の課題であり、欧州委員会でも発電用ガス価格の上限設定や電力消費削減(節電)の義務化などが議論されている真っ最中(詳細は前回寄稿を参照されたい)。 イギリスで
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