韓国政府疾病管理本部は16日14時から定例会見を行い、5月6日に発覚した「ソウル梨泰院クラブでの集団感染」が6人増で計162人となったと報告した。 16日12時時点の全体の増加は19人で、海外からの流入が10人、国内での発生事例が9人。上記の通り6人が梨泰院集団感染関連で、3人が別の事例だった。 クラブ関連集団感染者162人のうち、クラブでの1次感染が88人で、2次感染が74人となっている。このなかには3次感染のほか4次感染の1名も含まれている。 韓国全体のここまでの感染者の総数は1万1037人。死亡者は2人増え、合計262人となった。 集団感染の現状について、登壇したクォン・ジュヌク疾病管理本部副本部長は「あくまで5月2日の発生から14日となる明日までは強い緊張が必要」としながら、こういった評価も下した。 「幸いなことに、ここまで爆発的な集団感染とはなっていない」 その背景には「広範囲の