降車拒否、新幹線遅らせる 業務妨害疑い男逮捕、愛知新幹線でトイレ内に居座った上、降車指示に従わず運行を遅らせたとして、愛知県警中村署は３日、威力業務妨害の疑いで、滋賀県草津市の無職の男（５０）を逮捕した。容疑を認めているという。 逮捕容疑は２日午後４時２５分～同５時ごろ、京都－名古屋間を走行中の東海道新幹線車内で、乗車券確認に来た車掌にマスク着用を求められたが拒否してトイレ内などに居座り、「お客さんを人質にとって暴れてもいいんだぞ」と発言した上、ＪＲ名古屋駅で降車を指示されても応じず、出発を２３分遅延させた疑い。 同署によると、ＪＲ東海側から「コロナを持っているとの言動をする男がいる。名古屋で降ろす」と１１０番があった。実際にこうした発言をしたかどうかは確認中という。新幹線には乗客約８００人が乗っていた。
