新型肺炎の感染拡大で、中国産の野菜が値上がりしている。現地の加工工場の稼働再開が遅れ、中国産のニンニクやタマネギなどが品薄気味だ。必要量の確保に向け、国産野菜に調達を切り替える動きもみられる。外食産業などは当面の在庫を確保しているものの、供給網の混乱が長引けば国産野菜が値上がりする可能性もある。野菜輸入の主力である生鮮・冷凍品の2019年の輸入量は186万トンで、このうち約半分が中国産だ。食品
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