【ワシントン=永沢毅】米政権中枢のホワイトハウスで、新型コロナウイルスの感染者が相次いでいる。トランプ政権が開いた行事がクラスター(感染者集団)の発生源となった可能性がある。11月3日投開票の大統領選が1カ月後に迫るなか、トランプ大統領が入院するなど、米政治は混迷を深めている。「新型コロナの追加対策の与野党協議はどうなっているのか」。メドウズ大統領首席補佐官は2日朝にトランプ氏からこう尋ねられ
【ワシントン=鳳山太成】米国務省は19日、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、すべての外国への渡航を中止するよう米国人に勧告した。これまでは中国など感染者が多い国・地域を対象にしてきたが、全世界に広げる。世界各国が出入国制限を実施しているほか、航空便が減っており、帰国できない恐れがあると警告した。人の往来が滞り、経済への影響は一段と広がりそうだ。全世界に対する渡航警戒レベルを最高の「レベル4
【ワシントン=河浪武史】トランプ米政権は17日、新型コロナウイルスによる経済不安を抑えるため、総額1兆ドル(約107兆円)の景気刺激策の検討に入った。ムニューシン財務長官は「極めて大きな経済対策となる。米国民に小切手を直接送る施策を検討している」と述べ、現金給付を盛り込む考えを明らかにした。ボーイングなど米航空関連企業への支援策などと合わせ、17日中に詳細を固めたい考えだ。ムニューシン財務長官
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