『はいからさんが通る』は、1975年から1977年まで『週刊少女フレンド』(講談社刊)にて連載された大和和紀原作による少女漫画。1978年にはテレビアニメシリーズ(全42話)が放送され、その後、1987年には南野陽子・阿部寛主演の劇場実写映画版も公開。1979年、1985年、2002年にはTVアニメ化もされた。公開される『はいからさんが通る』は、原作の連載40周年を記念した前後編の新たな劇場版。後編では旧テレビアニメシリーズでは未完となった原作のラストエピソードまでを初めて完全アニメ化する。劇中では、大正時代を舞台に、女学校に通う17歳のじゃじゃ馬娘・花村紅緒(早見沙織)と伊集院忍少尉(宮野真守)の恋の行方が描かれる。