そごう・西武、脱百貨店加速も ヨドバシ同居でブランド撤退懸念 2023年09月02日07時09分配信 西武池袋本店の看板=7月4日、東京都豊島区 そごう・西武の親会社が1日、セブン&アイ・ホールディングスから米投資ファンドに変わった。ファンドはそごう・西武の再建に向け、旗艦店などへの家電量販「ヨドバシカメラ」出店で、売り場のてこ入れを図る計画だ。一方、入居する海外高級ブランドからは撤退示唆の声も聞かれる。そごう・西武が従来の「百貨店」のまま存続できるか、不透明感が漂う。 そごう・西武の売却完了 8500万円、米ファンドから代表―セブン&アイ 「大阪や秋葉原のように、地元の人に喜んでもらえる店にできると思う」。フォートレスと組むヨドバシホールディングス(東京)の藤沢昭和社長は1日、記者団にこう強調した。 雇用維持を懸念した労働組合によるストライキで前日に全館臨時休業という異例の事態に陥った西