プロ野球の日本ハムは20日、ポスティングシステム(入札制度)を利用して米大リーグ移籍を目指すダルビッシュ有投手(25)の入札を受諾すると発表した。これを受け、米大リーグ機構は最高額入札球団がテキサス・レンジャーズだったと発表した。複数の米メディアは落札額が5170万ドル(約40億円)と推定している。レンジャーズは今後、ダルビッシュと30日間の独占交渉権を得る。 日本ハムは8日、ダルビッシュのポスティングシステムの手続きを日本野球機構(NPB)に申請した。15日に獲得を希望する大リーグ球団があったことを通知された。日本ハムは受諾か拒否かを4営業日以内に伝えなければならず、回答期限は21日午前7時(米東部時間20日午後5時)になっていた。 今オフ、ポスティングシステムを利用して大リーグ移籍を目指す日本選手をめぐっては、ヤクルトの青木宣親外野手(29)をブルワーズが、西武の中島裕之内野手(29)