JR東日本は6日、台風19号による河川の氾濫で浸水した北陸新幹線10編成をすべて廃車とすると発表した。車両の帳簿上の価値はJR東の持つ8編成が118億円で、JR西日本の2編成が30億円。部品は一部転用するが、残りは2020年3月期に特別損失を計上する方針。北陸新幹線は通常時の8割のダイヤで運行しているが、20年3月末までに台風前の本数に戻すことを目指す。JR東の深沢祐二社長は6日の定例の記者会
台風19号の影響による車両センターの浸水など大きな被害を受け、東京―金沢間を結ぶ列車の運行が途絶えていた北陸新幹線。10月25日、台風襲来前の「計画運休」以来約2週間ぶりに全線での運転が再開された。 車両は全体の3分の1が浸水の被害を受けたものの、再開時の暫定ダイヤでは東京―金沢間の運転本数は通常の9割を確保。首都圏と北陸を結ぶ大動脈は、完全な状態ではないものの復活を果たした。 ダメージは大きかった 今回の台風がもたらした被害の1つの象徴として、さまざまなメディアで報じられた長野新幹線車両センターの浸水。多数の新幹線車両が水没している映像は多くの人に衝撃を与えた。浸水したのは北陸新幹線車両全体の3分の1にあたる10編成で、はたして全線再開後もこれまで通り運行できるのかという心配を与えた。 車両だけではない。浸水により確認車車庫・車輪研削庫・臨時修繕庫・仕交検査庫も泥にまみれ、車両センターの
台風19号の影響により一部の区間で運休が続いていた北陸新幹線は、午前6時に始発列車が金沢駅を出発し、13日ぶりに全線で運転を再開しました。 JRは復旧作業や安全確認が終わったことから25日から全線で運転を再開し、金沢駅には午前5時半ごろからスーツケースなどを持った家族連れやビジネスマンなどがやってきました。 そして、ホームで待機していた東京行きの始発列車「かがやき500号」に次々に乗り込み、午前6時に金沢駅を出発しました。 北陸新幹線が全線で運転を行うのは、台風19号の接近にともなって昼ごろから計画運休を実施した今月12日以来13日ぶりのことです。 これから東京に向かうという60代の女性は「孫と一緒にディズニーランドに行きます。米原経由で東京まで行くのは小さい子がいると大変なので北陸新幹線が再開してよかったです」と話していました。 JRによりますと、北陸新幹線の運転本数は当面、上下線合わせ
台風19号の影響で長野市内を流れる千曲川が氾濫したため、JR東日本の「長野新幹線車両センター」が浸水し、留め置いていた北陸新幹線の120両も水につかりました。被害は全車両の3分の1にのぼります。専門家は「最悪、廃車になるかもしれない」と話しています。 JR東日本によりますと、長野市内を流れる千曲川が氾濫した影響で、長野市赤沼にある「長野新幹線車両センター」が浸水し、留め置いていた北陸新幹線の10編成、あわせて120車両が水につかりました。 北陸新幹線はJR東日本が所有するE7系とJR西日本が所有するW7系の合わせて30編成ありますが、今回の浸水でE7系の8編成とW7系の2編成が被害を受けていて、北陸新幹線の全車両の3分の1が被害にあったことになります。 このためJR東日本は東京駅と富山駅の間で、13日は終日、運転を見合わせるとしていましたが、安全が確認されたとして、13日夜、東京駅と長野駅
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