MRIって投資スキームで大損出した人がいっぱいいるみたいですね。こちらの記事とかですけど。 実は、このMRIについては、友人に、約10年ほど前に「こんな投資があるんだけど、お前どう思う?」と聞かれたことがあるのです。そのとき、MRIのウェブサイトを見て、これはかなり危ないと思ったので、いくつか論拠を示して「何年か経って、被害者の会とかが立ち上がる可能性すら否定できない」と答えたことがあるのですが、まあ正直、絶対投資をすべきではない相手、と評価したものです。それは別に当時の私に特別の才能や知識があったとかではなくて、最低限の金融リテラシーがあったら、いくつかの論拠を挙げて「止めるべき」と判断できるレベルの明らかな胡散臭さがMRIのスキーム自体にありました。例えば、為替ヘッジ可能と謳いつつ、ヘッジコストが明らかにヘンテコだったりとか。 で、先日の、1300億円消失した疑いがあるという記事ですが