サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が、ワールドカップ優勝で脚光を浴びる一方で、メンバーの大半はアマチュアで収入が少なく、アルバイトをしながら練習を続ける選手もいるという。 男子の場合はJリーグがあり、国内でもプロとしてプレーする選手は多いが、年俸面ではプロ野球と比べると低い。サッカーと野球、2つの人気プロスポーツで差が生じるのはなぜか。 プロ野球の平均年俸がサッカー日本代表クラス イタリアのサッカー1部リーグ(セリエA)の強豪、インテルミラノは2011年7月1日、日本代表の長友佑都選手の完全移籍が決まったと発表した。5年契約で年俸200万ユーロ(約2億3400万円)と伝えられた。これは日本人選手として過去最高額となる。 国内でプレーする選手の年俸はどうか。Jリーグ1部(J1)のチームに所属する選手で年俸が1億円を超えるとされているのは、外国人選手を除くと、中村俊輔選手(横浜F・マリノ