福島第1原子力発電所事故の影響で、今も10万人近い県民が避難生活を送る福島県。そこで賠償や除染を通じて被災者に向き合う東京電力の役員がいる。福島復興本社の石崎芳行代表だ。事故前には福島第2原発所長も務め、「原発は安全」と訴えてきた石崎氏はこの5年間をどう振り返るのか。その言葉からは事故の重い現実の一端が浮かび上がる。「『お金も何もいらない。元に戻してくれ。それだけでいいんだ』。被災者の方からそう何度も言われました。答えが見つからず、おわびするしかありませんでした」
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