東京都の築地市場の豊洲移転問題で、小池百合子都知事が豊洲移転を前提に調整するよう都庁幹部に指示したことが12日分かった。豊洲に移転しつつ、「築地ブランド」を生かすため、築地も売却はせずに何らかの形で活用する案の検討を求めている。23日の都議選告示前にも小池知事が表明する見通しで、停滞していた都政最大の課題が動き出すことになる。複数の関係者が明らかにした。豊洲は閉鎖型の施設で衛生管理に優れる一方
東京都の築地市場の豊洲移転問題で、小池百合子都知事が豊洲移転を前提に調整するよう都庁幹部に指示したことが12日分かった。豊洲に移転しつつ、「築地ブランド」を生かすため、築地も売却はせずに何らかの形で活用する案の検討を求めている。23日の都議選告示前にも小池知事が表明する見通しで、停滞していた都政最大の課題が動き出すことになる。複数の関係者が明らかにした。豊洲は閉鎖型の施設で衛生管理に優れる一方
東京都の築地市場の土壌調査で有害物質の六価クロムやヒ素、鉛などが検出されたことが25日、明らかになった。既にガス成分の調査でベンゼンも見つかっており、市場の敷地に様々な汚染物質がある可能性が高まってきた。都は6月にも詳細な調査に入り、実態を把握した上で対策を検討する。小池百合子知事による豊洲市場への移転の判断に影響しそうだ。土壌調査は市場敷地内の111カ所で実施し、重金属をはじめとする23種類
豊洲市場への移転問題で現在、使われていない豊洲市場の維持管理に都から多額の費用が支出されているのは、本来必要のない移転の延期を小池知事が決めたためだとして、住民らが東京都に対し、費用の返還を小池知事に求めるよう住民監査請求を行いました。 それによりますと、豊洲市場について、土壌をコンクリートで覆うなど法律上の安全が確保されているにもかかわらず、小池知事が「安全性の確認ができていない」などとして移転を延期したのは誤りだとしています。 そのうえで現在、使われていない豊洲市場の維持管理に都から多額の費用が支出されているのは小池知事の誤った判断による損害だとして、都はことし1月と2月分の経費合わせて3億6000万円余りについて、小池知事や都の幹部に返還を求めるべきだとしています。 住民監査請求を行った生田與克さんは「維持管理だけで1日500万円という必要のないの支出が続く事態は直ちにやめてもらいた
東京都の小池知事は、築地市場の豊洲への移転をめぐり、「とにかく早く移転しろとだけ言っている人は、食の安全・安心や消費者の意識が私とちょっと離れている」と述べ、早期の決断を求める自民党を批判したうえで、去年公表した行程表=ロードマップに従って、移転について判断する考えを改めて示しました。 そのうえで、「消費者の観点からすると、いくつかの課題が築地と豊洲の両方にあり、どう安心につなげていくかを確認するのが責務だ。私は、私腹を肥やすために都知事になったつもりはさらさらなく、身を賭してでも、知事としての判断を出していきたい」と述べ、去年秋に公表した行程表=ロードマップに従って移転について判断する考えを改めて示しました。 また、延期の判断について、裁判で訴えられた場合には「受けて立つ」と述べました。 一方、小池知事は、豊洲市場の問題を審議する都議会の特別委員会が、築地市場を改修して再整備する案を示し
豊洲移転、来年末にも=小池都知事が公表 東京都の小池百合子知事は18日の定例記者会見で、築地市場(中央区)の豊洲市場(江東区)への移転について、早ければ1年後の2017年末ごろまでに実施する方針を公表した。安全性が確認され、環境影響評価(アセスメント)のやり直しを行わない場合という条件付きだが、具体的な時期を明らかにしたのは初めて。 築地市場跡に整備予定で、20年東京五輪・パラリンピックの選手村と都心を結ぶ都道「環状2号」に関しても代替案を提示。現行計画の地下トンネル整備は大会に間に合わないため、地上に暫定道路を造ることなどを検討する。(2016/11/18-14:18) 【政治記事一覧へ】 【アクセスランキング】
築地市場の「東京都水産物卸売業者協会」、都に補償請求へ 東京都の豊洲市場(江東区)への移転延期を巡り、現在の築地市場(中央区)の水産卸売業者7社などでつくる「東京都水産物卸売業者協会」は、延期に伴う損害額を4億3500万円と試算した。市場側による損害額の試算は初めてで、都に補償を求める方針。 同協会によると、損害額は本来の移転開場…
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