岡山県を中心にバスやタクシー事業を展開する両備ホールディングス(本社・岡山市北区)は8日、男性運転手(42)が貸し切りバスの運転席でスマートフォンを操作していたと発表した。社内規則に違反したとして同社ホームページに「おわび」を掲載した。 同社では別の男性運転手(41)が大阪府内で観光バスを回送運転中、スマートフォン向け人気ゲーム「ポケモンGO」をしていたことがインターネット動画サイトへの投稿で発覚。運転手に行為の確認がとれた10月31日以降、運転席への携帯電話の持ち込みを全社で禁じていた。 同社によると、今回スマホを操作していた運転手は両備バスカンパニー観光部岡山営業所に所属。今月6日午後、住宅見学の貸し切りバスを運転し、岡山市北区郊外で乗客を降ろして路上待機中、運転席で操作していた。後続車を運転していた市民からの通報で発覚した。同社は「再度、世間の皆様に不信感を与えてしまった」とし、厳正