10年総額7億ドル(約1015億円)で米大リーグ(MLB)、ドジャースへの移籍が決まった大谷翔平(29)。MLBで史上最高額となる「超大型契約」を取り仕切ったのが、大谷の代理人を務めているネズ・バレロ氏だ。大谷がエンゼルスからフリーエージェント(FA)となって以降、契約交渉の過程はベールに包まれていたが、今回の大型契約を合意させたことによる代理人としての報酬は約50億円に上るとみられる。史上最高額の契約となったことで、バレロ氏の代理人としての手腕も注目されることになりそうだ。 かつてマリナーズでプレーしたこともあるバレロ氏は、メジャーを目指していたが、その夢はかなわず代理人へと転身した。米経済誌のフォーブス(電子版)によると、バレロ氏はマネジメント会社「CAAスポーツ」の野球部門の共同責任者を務めており、クライアント数は39人(2020年12月時点)に上る。2017年に大谷がエンゼルスに入