[ワシントン 4日 ロイター] - ティラーソン米国務長官は4日、辞任を検討したことはないとし、トランプ大統領が掲げる政策に現在も就任時と同様にコミットしていると述べた。ただ、トランプ氏を「能なし(moron)」と呼んだとするNBCの報道については直接的な言及を避けた。 国務省はその後、ティラーソン氏はそのような言葉を使用していないと否定した。同省のナウアート報道官は、記者会見で「国務長官は誰に関してもそのような言葉は使わない。長官はそのようなことは言わなかった」と語った。 NBCは関係筋の話として、国防総省で開かれた安全保障チームと閣僚らとの会合でティラーソン氏がトランプ氏を「能なし」と呼んで批判したと報じた。ティラーソン氏とトランプ大統領との間の緊張が高まったことを受け、ペンス副大統領を含む政権高官が7月、ティラーソン氏に辞任しないよう説得していたと伝えている。 ティラーソン氏はこの報