東京の豊洲市場で5日朝、新年恒例の「初競り」が行われ、青森県の大間港で水揚げされたクロマグロが2000万円余りで競り落とされました。 東京 江東区の豊洲市場では5日朝、新年恒例の「初競り」が行われました。 豊洲市場では、これまで市場関係者で新型コロナウイルスの感染の確認が相次いだことから、競りに参加できる人数を制限するなどの対策がとられました。 マグロの卸売り場には、全国の港などから運ばれてきた生や冷凍のマグロが並び、競りの前に卸売り業者の代表が「新型コロナの感染拡大が続いているが、オール市場で水産物の安定供給という責務を果たしていきます」とあいさつし、関係者全員で手締めをして、ことし1年の商売繁盛を祈りました。 そして、午前5時すぎに鐘の合図で競りが始まると、業者たちの威勢のいいかけ声とともに大きなマグロが次々と競り落とされていきました。 ことしの最高値は、青森県の大間港で水揚げされた重