今年も残すところあと少し。大晦日恒例の「NHK紅白歌合戦」がいよいよ開幕します。FASHIONSNAP編集部では今年もサイトやツイッター上で出場アーティストや司会者、ゲストの衣装情報をリアルタイムでお届け。気になる衣装はこちらのページでチェック!
「アパレル業界は経営が本当に苦しい」 そんな声を受けて取材を進めていた矢先に入ってきたのがアパレル大手「レナウン」の経営破綻のニュースでした。新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため臨時休業を続ける東京都内の衣料品店の取材から業界が抱える難しさが見えてきました。(週刊まるわかりニュース 田所拓也 近藤伸郎)
都内の有名私立大学をこの春卒業し、アパレル企業で働く予定だった女性が、4月1日の入社式を目前にした今月27日に内定を取り消され、NHKの取材に、「怒りもありますが、これからどう生きていけばいいのか不安が大きくて、まともに寝られていないです」と突然の出来事へのショックを明かしました。女性が内定先から受け取ったメールには「新型コロナウイルスの世界的な感染拡大と消費の低迷等により、業績は大幅に悪化し、新規に人員を抱えることが難しいという苦渋の経営判断を下しました」などと書かれ、経済の先行きに不安感が増す中、同様のケースが増える懸念があります。 この企業は都内に本社があり、洋服の製造や通信販売のほか、全国にある実店舗での販売も行っています。 女性は複数の企業から内定を得ていたそうですが、“第1志望だった” この企業に就職することを決め、去年11月に正式に内定を得ていました。 ここ最近は、入社に向け
富士通が、採寸データをPCに直接送れるIoTメジャー「IoTメジャー hakaruno」を発売した。採寸業務の効率化と転記ミスの防止につながるとしている。 富士通は9月19日、服や荷物を採寸したデータをPCに直接転送できるIoTデバイス「IoTメジャー hakaruno」を発売した。メジャーで測った寸法を、Windowsアプリ「hakarunoアプリ」を通じて、PC上のExcelなどに転記。採寸業務の効率化と転記ミスの防止につなげる。デバイスの価格は3万8000円、アプリの利用料は月額500円(いずれも税別)。 服や荷物などのサイズを測り、デバイス本体のボタンを押すと、hakarunoアプリ経由で、PC上のExcelやメモ帳などに計測結果を自動入力できる。1ミリ単位での計測が可能という。アパレル業の他、運輸業や製造業などでの活用も見込む。 富士通によると、アパレル業界では、オーダーメイド衣
紳士服大手の「コナカ」は、主力の紳士服量販店の売り上げの低迷や郊外型店舗の閉店に伴う損失を計上したことなどから、ことし9月期の1年間の最終損益が53億円と、前年の10倍以上の大幅な赤字となりました。 コナカが発表したことし9月期の通期の決算によりますと、売り上げは606億9800万円で前年を6.8%下回りました。 また最終的な損益は53億4400万円で前年の10倍以上の大幅な赤字となりました。最終赤字は2期連続です。 これは主力の量販店「紳士服コナカ」で売り上げが低迷したことなどによるもので、コナカはこの1年で郊外型の量販店を中心に38店舗を閉店し、これに伴って47億円余りの損失を計上しています。 紳士服をめぐっては、クールビズなど職場でカジュアル化が進み需要が低迷していることに加え、カジュアル衣料品チェーンなどとの競合も激化しています。 コナカは来期の業績の見通しについては、ことし9月に
「洋服の青山」を展開する紳士服大手の「青山商事」は、グループ会社が日本で手がけるアメリカのファッションブランドの事業に伴う損失を計上することなどから、今年度の業績見通しを下方修正し、最終損益が創業以来初めての赤字になる見通しを明らかにしました。 これに伴って青山商事は今年度の業績見通しを下方修正し、最終損益が20億円の赤字になる見通しを発表しました。 青山商事が最終赤字に転落するのは1964年の創業以来初めてです。 またことし9月までの中間決算では、グループ全体の売り上げが1018億8200万円で、前の年の同じ時期を3.1%下回っています。 会見した青山商事の山根康一常務執行役員は「紳士服などビジネスウェアの事業自体も厳しい状況だ。大幅な値引きなど価格で競争していたこれまでのビジネスを転換し、客のニーズに寄り添ったビジネスに変えていきたい」と述べました。
イギリスの有名ブランド、バーバリーが、40億円以上に相当する売れ残った商品を焼却処分していたことがわかりました。こうした処分はブランド価値を守るためにファッション業界ではよく行われているとみられ、資源を顧みない姿勢だとして批判の声があがっています。 さらに、過去5年間に売れ残って処分された商品の総額は130億円を超えるとしています。 こうした処分は、商品が安く売られるなどしてブランド価値が下がることを防ぐためにファッション業界ではよく行われているとみられていて、インターネット上では「貧しくて服を買うこともできない人がいるのに、信じられないことだ」などと批判の声があがっています。 国際的な環境保護団体「グリーンピース」も「バーバリーは自社の商品や資源を全く尊重していない。新品の商品を焼やすのはファッション業界の汚れた秘密で、今回の件は氷山の一角にすぎない」と指摘しています。 一方、バーバリー
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