アメリカ大統領選挙に向け、野党・民主党の候補者指名を目指していたピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長が選挙戦から撤退する意向を固めたとアメリカの複数のメディアが伝えました。ブティジェッジ氏は序盤で躍進したものの支持が伸び悩んでいました。 ブティジェッジ氏は民主党の候補者の中で最年少の38歳。去年、大統領選挙の民主党の候補者指名争いに名乗りをあげた時点では全国的にはほとんど無名の存在でしたが、その鋭い弁舌で融和を訴えて支持を広げ、先月行われた、候補者選びの初戦のアイオワ州の党員集会や2戦目のニューハンプシャー州の予備選挙で躍進し、注目を集めました。 しかし黒人やヒスパニックへの支持の広がりに欠け、先月29日のサウスカロライナ州の予備選挙では4位にとどまるなど支持が伸び悩んでいました。 ブティジェッジ氏は日本時間の午前10時半から地元のサウスベンドで演説を行う予定で、撤退を正式に表明すると