各地で成人式をめぐる対応が分かれるなか、全国の市区町村で最も新成人の数が多い横浜市は、予定どおり今月11日に式典を開催することを決めました。市では、参加者に式典前後の会食の自粛を呼びかけています。 全国の市区町村で最も多いおよそ3万7000人の新成人が誕生する横浜市では、7日、緊急事態宣言が出される方針となったことを受けて、成人式の対応を検討した結果、予定どおり開催することを決めました。 具体的には、会場を2つに分け、合わせて8回式典を行うことにしていて、それぞれの回の参加者は収容人数の50%以下の2000人から4000人程度を見込んでいます。 市では、国と1都3県の合意事項に基づいた神奈川県の要件を満たすことから開催できると判断したということです。 コロナ禍での成人式をめぐって、横浜市は去年、いったんオンライン形式で行うと発表しましたが、反対意見が多く寄せられたため、一転して式典の開催を
神奈川県内で「異臭がする」という通報が相次ぐなか、14日も横浜市や横須賀市で異臭の通報が数件寄せられました。このうち横須賀市では消防の職員によって空気が採取され神奈川県が成分の分析を進めています。 すぐに職員が外の空気を専用の機器で採取し、現在、平塚市にある県の『環境科学センター』で成分の分析を行っています。 結果は、今週中にも判明する見込みだということです。 一方、14日午後には神奈川県と横須賀市、三浦市それに警察や海上保安部などの担当者が集まって会議を開き、今後、環境省から空気の採取機器を40台借りて、サンプルとなる空気を採取する態勢を拡充することで一致しました。 そのうえで、関係する自治体や機関が原因究明に向けて連携を強めることを確認しました。 神奈川県大気水質課の長谷川陽一課長は「これまでの異臭はにおいの質や当時の風向きがバラバラで、必ずしも1つの要因で起きているとも限らないと思わ
12日、JR横浜駅とその周辺で異臭がするという通報が相次ぎ、横浜市が消防で採取された空気を分析した結果、ガソリンなどに含まれる化学物質が通常の大気中よりも高い濃度で検出されたことがわかりました。 JR横浜駅やその周辺では12日、「ガスのような臭いがする」といった通報が16件相次ぎ、横浜市保土ケ谷区にある消防の庁舎でも臭いがしたことから職員が外の空気を採取し、市の研究所で成分の分析が行われました。 これについて横浜市は13日午後5時半から記者会見し、ガソリンなどに含まれるイソペンタンとペンタンが市内の通常の大気と比べて10倍以上の濃度で検出されたほか、ブタンも通常の3倍近い濃度で検出されたことを明らかにしました。 また木材を燃やした時などに発生するエチレンとアセチレンも通常の2倍以上の濃度で検出されたということです。 横浜市は現時点では健康に影響を及ぼすことはないとしています。 一方、こうし
12日夕方、JR横浜駅構内や駅の周辺で「ガスのような臭いがする」といった通報が消防や警察に相次いで寄せられました。 神奈川県内では、ことし6月以降、同じような通報が相次いでいて、県などが原因の調査を進めています。 横浜市消防局によりますと、12日午後4時半ごろ、JR横浜駅構内や駅の周辺で「ガスのような臭いがする」といった通報が相次いで寄せられたということです。 JR東日本横浜支社によりますと、駅の利用客からも異臭がするという連絡があり、横浜駅の中央南改札を午後4時40分ごろから20分ほど規制して、異常がないか確認しましたが、これまでのところ気分が悪くなった人はおらず、列車の運行にも影響は出ていないということです。 神奈川県内では、ことし6月に横須賀市や三浦市の住民から、異臭を訴える通報が寄せられて以降、月に1度ほどのペースで、同じような通報が県内の広い範囲で続いています。 これまでに臭いの
かつてアメリカ軍などが燃料の貯蔵基地として使用し、横浜市の公園として造成されている土地で重機を操縦していた作業員が深さ30メートルの地下タンクに転落したとみられる事故で、救助活動の前に、タンクにたまった水を抜く必要があるため、横浜市はポンプでの排水作業に向けた準備を急いでいます。 現場は、かつてアメリカ軍などが燃料の貯蔵基地として使用した「小柴貯油施設」の跡地で、男性は重機とともに燃料をためるために使われていた直径およそ45メートル、深さおよそ30メートルの地下タンクに転落したとみられています。 男性は当時、タンクの近くでダンプカーから降ろした土を重機でならす作業をしていて、警察によりますと、25日午後1時ごろに別の作業員が重機を確認していましたが、およそ2時間後になくなっているのに気付いたということです。 男性が操縦していた重機は重量が20トンほどだったということです。 地下タンクは、ふ
新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が、16日午後、停泊を続けていた横浜港を出港しました。関係者によりますと、マレーシアに向かうということです。 クルーズ船は、その後客室の消毒やベッドのマットレスの交換などを行うため、民間の会社が所有する近くの岸壁に移動して停泊を続けていましたが、16日午後2時ごろ、この岸壁を離れて横浜港を出港しました。 関係者によりますと、マレーシアに向かうということです。 「ダイヤモンド・プリンセス」は一時的に離れたことはあったものの、16日までの3か月余りにわたって横浜港に停泊を続けました。 運航会社はホームページで、「ダイヤモンド・プリンセス」の日本を発着するクルーズについて、ことし10月1日出発分までは中止することを明らかにしています。
相模原市の知的障害者施設で入所者19人を殺害した罪などに問われ、1審で死刑判決を言い渡された元職員の植松聖被告が、弁護士が行った控訴を30日取り下げました。これで植松被告の死刑が確定することになります。 被告の弁護士は1審で「当時、被告には責任能力はなく無罪だ」と主張しましたが、横浜地方裁判所は今月16日、被告の責任能力を認め「19人もの命を奪った結果は、ほかの事例と比較できないほどはなはだしく重大だ」として検察の求刑どおり死刑を言い渡しました。 被告の弁護士は判決を不服として今月27日に東京高等裁判所に控訴していましたが、裁判所によりますと30日、植松被告本人が控訴を取り下げたということです。 これによって植松被告の死刑は、控訴できる期限を過ぎる31日午前0時に確定することになります。 植松被告が控訴を取り下げたことについて、殺害された19歳の美帆さんの母親は代理人の弁護士を通じて「死刑
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