7日は東日本と北日本で風が強く、局地的に雨雲が発達した一方、暖かい空気が流れ込んで関東甲信を中心に季節外れの暑さとなり、東京の都心では最高気温が27.5度と11月としての最高気温を100年ぶりに更新しました。8日以降、暑さはやわらぐ見通しです。 気象庁によりますと低気圧や前線に向かって暖かい空気が流れ込んだうえ、山を越えた風が吹き降ろす際に乾燥して気温が上昇する「フェーン現象」や晴れて日ざしの影響も加わり、関東甲信を中心に気温が上昇しました。 日中の最高気温は ▽甲府市で28.4度、 ▽神奈川県小田原市と千葉県佐倉市で28.1度、 ▽静岡市で28度ちょうど、 ▽茨城県龍ケ崎市で27.7度、 ▽東京の都心で27.5度 ▽徳島県美波町で25.4度 などと各地で夏日となりました。 東京の都心では11月の最高気温を1923年以来、100年ぶりに更新したほか、佐倉市で26度、小田原市で27度を11月
この夏、日本の平均気温が、過去2番目に高くなり、日本近海の海面水温も、統計を取り始めてから最も高くなったことが気象庁のまとめでわかりました。 気象庁は、ことし6月から8月の、この夏の天候を取りまとめました。 その結果、日本の平均気温は平年を0.91度上回り、1898年の統計開始以来、2010年に次いで2番目に高かったことがわかりました。 特に東日本や西日本、沖縄・奄美で、かなり高い傾向があり、全国153の観測点のうち、北海道釧路市や石川県輪島市、松山市、それに大分市など、15の地点の平均気温が過去、最も高くなっています。 また、この夏の日本近海の平均海面水温は、平年より0.8度高く、統計を取り始めた1982年以降で、2001年と2016年と並んで最も高くなりました。 こうした要因について、気象庁は、日本の南の海上を中心に太平洋高気圧の張り出しが強まったことに加え、地球温暖化で大気全体の温度
ドイツで感染症対策に当たる政府の研究機関は18日、新型コロナウイルスの新規感染者数が6万5371人に上ったと発表しました。 一日の感染者数としてはこれまでで最も多くなりました。 また、亡くなった人の数は264人となっています。 感染拡大の背景としては、ワクチンの接種率が人口の7割弱にとどまり伸び悩んでいることや、気温が下がり、屋内に人が集まるようになっていることなどが指摘されています。 このため、各地で規制を強化する動きが相次いでいます。 このうち北部のハンブルクでは、クリスマスシーズンを前に街中心部の広場でクリスマスマーケットの準備が始まっていますが、この時期に人気のホットワインなどを提供する飲食店を利用できるのは、ワクチンの接種を終えた人と感染後に回復した人に限られるということです。 住民は「厳しいルールですが、開催されないことを考えたら、まだよいと思います。政治家だけでなくて、私たち
31日朝、北海道の上空には強い寒気が流れ込み、幌加内町でマイナス32.6度を観測するなど、今シーズン初めてマイナス30度を下回りました。 札幌管区気象台によりますと、31日朝の北海道内は上空に強い寒気が流れ込んだ上、晴れて地表の熱が奪われる放射冷却の影響で、内陸部を中心に厳しい冷え込みとなりました。 午前11時までの最低気温は、 幌加内町でマイナス32.6度、 旭川市郊外の江丹別でマイナス31.5度、 和寒町でマイナス30.7度となるなど、 今シーズン初めてマイナス30度を下回りました。 寒気の影響で、あす元日にかけて日本海側を中心に猛吹雪となるおそれがあるとして、気象台は、交通への影響に十分注意するよう呼びかけています。
17日は、静岡県浜松市で、これまでの国内の最高気温に並ぶ41.1度を観測したほか、各地で40度に迫る気温を観測しました。西日本を中心に、18日も40度に迫る危険な暑さとなる見込みで、引き続き、熱中症に厳重に警戒してください。 気象庁によりますと、17日は東海や西日本を中心に猛烈な暑さとなり、静岡県浜松市では、午後0時10分に41.1度を観測しました。 これは、おととし7月、埼玉県熊谷市で観測された気温と並び、観測史上、国内で最も高い気温です。 このほか、日中の最高気温は、 ▽岐阜県美濃市と宮崎県西米良村で39.7度、 ▽長野県飯田市南信濃で39.5度、 ▽奈良県十津川村風屋と高知県四万十市西土佐で39.4度などと 東海や西日本を中心に、各地で40度に迫る危険な暑さとなりました。 各地で最高気温の記録更新も相次ぎ、鹿児島県肝付町前田など全国の26の観測点で、これまでで最も高い気温を観測しまし
ことし夏の東京オリンピックの期間にあたる17日間を熱中症の予防の指標となる「暑さ指数」で見ると、オリンピック期間の大半で運動を原則中止することが必要だとする「危険」を示していたことがわかりました。組織委員会は、熱中症を予防するための新たなアイデアを発掘しようと、外部の人たちを集めた対策会議を開きました。暑さ対策の最前線とその効果とは。 環境省は、気温や湿度、それに地面からの熱などのデータを基に算出され、熱中症の予防の指標となる「暑さ指数」をウェブサイトで公開しています。 それによりますと、ことしの東京オリンピックの期間に当たる7月24日から8月9日の東京の暑さ指数は、17日間のうち14日で、運動を原則中止するほか、外出をできるだけ避けることが必要だとする、「危険」を示す31度以上だったことが分かりました。 残りの3日も、激しい運動や炎天下での外出を避けることが必要だとする、「厳重警戒」を示
酷暑の世陸マラソン 史上最遅記録に4割途中棄権 コーチも「2度と走らせたくない」 3枚 「陸上・世界選手権」(27日、ドーハ) 暑さを考慮し、異例となる23時59分スタートの“ミッドナイトマラソン”で女子マラソンが行われた。日本女子では谷本観月(24)=天満屋=が、2時間39分9秒で7位入賞を果たした。日本女子の入賞は2大会ぶり。中野円花(28)=ノーリツ=が11位、池満綾乃(28)=鹿児島銀行=は途中棄権となった。 レースは過去に類を見ない消耗戦となった。現在のドーハは連日日中42、3度まで上がり、夜間も30度超え。湿度は80~90パーセントの状況が続いており、一部では中止の可能性も報じられた女子マラソン。国際陸連は最新の気象状況から30度以下に収まることを確認し、スタート約10時間前に、「女子マラソンを予定通り行う」と、異例の発表を行った。 それでもスタート時間の状況は気温32・2度、
カタールで開幕した陸上の世界選手権は、大会初日に女子マラソンが行われ谷本観月選手が日本選手として2大会ぶりの入賞となる7位に入りました。 日本からは谷本選手と中野円花選手、池満綾乃選手の3人が出場しました。レースは気温が30度、湿度がおよそ73%と過酷な条件の中でスタートし、日本勢は序盤、先頭集団から大きく遅れました。 24歳の谷本選手は20キロすぎから少しずつペースをあげ、30キロすぎで10位まで順位をあげました。谷本選手は、その後も粘りの走りでさらに順位をあげ、日本選手として2大会ぶりの入賞となる7位でフィニッシュしタイムは2時間39分9秒でした。 その他、日本勢は、中野選手が2時間42分39秒で11位、池満選手は途中棄権しました。 優勝はケニアのルース・チェプヌゲティチ選手で、タイムは2時間32分43秒でした。この日のレースは40人が完走した一方で池満選手をはじめ28人の選手が途中棄
ロシアの極東やシベリアの各地では、先週から大寒波に見舞われていて、このうち極東のサハ共和国では、気温が氷点下65度を記録するなど、厳しい寒さとなっています。 現地のメディアによりますと、極東のサハ共和国では、氷点下65度を記録し、車が故障したため道端を歩いていた20代の男性2人が凍死したということです。 サハ共和国の中心都市ヤクーツクでは、寒さで空気中の水蒸気が凍って視界が悪くなる中、市民が帽子を目深にかぶって身をすくめながら歩いていました。 男性は、「セーターや靴下など、なるべく暖かいものを身に着けるようにしています」と話していました。 寒さのため、各地で学校の休校が相次ぐなど市民生活への影響も出ていて、ロシア非常事態省は、不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。 ロシアでは、過去にサハ共和国オイミャコンで氷点下71度2分という世界で最も低い気温を記録していて、この冬はその記録に迫る
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