大相撲の横綱・稀勢の里の現役引退の記者会見が午後3時半すぎから都内で始まりました。稀勢の里は会見の冒頭で「私、稀勢の里は今場所を持ちまして引退し、年寄・荒磯として後進の指導に当たりたいと思います。現役中は大変お世話になりました」と述べました。
大相撲九州場所で3横綱を破り12勝3敗の成績を残した大関・稀勢の里について、横綱昇進の議論を預かる日本相撲協会の審判部は「来年の初場所で全勝優勝なら横綱昇進がありえる」という見解を示しました。 稀勢の里は今場所前半に2敗を喫したものの10日目から白鵬、鶴竜、日馬富士の3横綱を次々に破り、ことし1年で69勝を挙げ、初めて年間最多勝になりました。 日本相撲協会の二所ノ関審判部長は、稀勢の里について、「鶴竜と星の差1つなら来場所は綱とり場所だったが、星の差2つは厳しい」との考えを示しました。しかし、「年間最多勝もあったし、力は持っている。初場所でも3横綱を破り全勝優勝するようなら、そういうムードになる」と、全勝優勝した場合には横綱昇進がありえるとの見解を示しました。 また、八角理事長も「来場所の内容が大事になる。来年も年間最多勝をとるつもりでいけば、おのずと初優勝、横綱昇進が見えてくる」と期待を
大相撲九州場所で大関・稀勢の里が26日、14日目の取組に勝ち、年間最多勝を決めました。優勝していない力士の年間最多勝は初めてです。 九州場所では日馬富士が初日に黒星、稀勢の里が前半戦で2敗を喫したため、2人はいったん並びましたが、12日目の直接対決では稀勢の里が勝ち、ふたたび1勝のリードを奪いました。 稀勢の里は13日目に敗れたため、ふたたび並ばれましたが、14日目に稀勢の里が勝ち、日馬富士が敗れたため、千秋楽を残して、稀勢の里は68勝、日馬富士は67勝としました。 この結果、千秋楽の結果しだいで2人が並ぶ可能性はあるものの、稀勢の里は初めての年間最多勝を決めました。年6場所制となった昭和33年以降、優勝していない力士の年間最多勝は初めてです。また、日本出身力士の年間最多勝は平成10年の横綱・若乃花以来、18年ぶりです。 横綱・白鵬は、秋場所の休場が響き、26日の取組を終えて61勝となって
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