茨城県大洗町が舞台の人気アニメのキャラクターがデザインされた鹿島臨海鉄道の車両が異なるデザインに塗り替えられることになり、28日、引退を記念したイベントが行われました。 茨城県内を走る鹿島臨海鉄道は、沿線の大洗町が舞台となっているアニメ「ガールズ&パンツァー」の主人公などがデザインされた車両を10年余り前から運行し「ガルパン列車」の愛称で親しまれてきました。 定期点検に合わせてことし9月までに異なるデザインに塗り替えられることになり、28日は引退を記念して現在運行中の2両を連結した特別列車が運行されました。 始発の大洗駅には全国から大勢のファンが訪れ、列車を写真に収めたり、特別なヘッドマークと同じデザインの缶バッジを受け取ったりして、別れを惜しんでいました。 東京から参加したファンは「思い出の列車だったので、最後の勇姿を目に焼き付けたいと思い参加しました。本当にさみしいです」と話していまし
「聖地がこれ以上荒れるのは辛いよ」 今月、台風14号が九州を北上し、列島を縦断した際のツイートです。こうした災害の危機が高まるたびにアニメファンの間では好きな作品のロケ地の被災を心配する声がSNSで相次ぎます。 たとえ遠く離れた場所の災害でもファンにとっては自分事。 今回は「アニメ×防災」をテーマに、埼玉や東京を舞台にしたあの人気アニメ聖地のリスクを映像化してみました。 (※台風で被災された皆さま、一日も早い復興をお祈りしています) 幼いころから妖怪が見える高校生の夏目貴志が妖怪との出会いや別れの中で、「大切なもの」を見つけていくアニメ「夏目友人帳」のワンシーンです。 背景に映る印象的な橋は、今月の台風14号でも氾濫が危ぶまれた、熊本県人吉市の球磨川にかかる「天狗橋」がモデルとされています。
キャンプが趣味の高校生が主人公の人気アニメ「ゆるキャン△」の舞台となった山梨県身延町で、桜の中キャンプを楽しむイベントが開かれ、多くのアニメファンなどが参加しました。 人気アニメ「ゆるキャン△」はキャンプが趣味の高校生が各地を訪れるストーリーで、舞台となった山梨県内のスポットには多くのアニメファンが訪れています。 2日、身延町の住民などで作る協議会は「ゆるキャン△」の人気を地域活性化に生かそうと、主人公が通う高校のモデルとなっている旧・下部中学校の校庭で、桜の中キャンプを楽しむイベントを開きました。 県内外からアニメファンなどが次々に訪れて思い思いの場所にテントを張り、桜を背景に写真を撮るなどして楽しんでいました。 会場には地元の魅力をPRしようと、特産のあけぼの大豆を使ったスープを販売するブースなども設けられました。 参加した神奈川県の男性は「最高の気分です。初めてですが楽しみたいと思い
日本最古の木造洋風建築で、世界遺産にもなっている長崎市の「旧グラバー住宅」の補修工事が終わり、18日から一般公開されることになりました。 「旧グラバー住宅」は、幕末の文久3年、1863年にスコットランド出身の商人、グラバーが建てた日本最古の木造洋風建築で、世界遺産の一部にもなっています。 3年前から続いていた補修工事がこのほど終わり、一般公開が再開されるのを前に報道陣に公開されました。 この中で「旧グラバー住宅」を含む庭園「グラバー園」の名誉園長で、歴史家のバークガフニ氏が「旧グラバー住宅がよみがえり、本当に感無量でうれしいです。長崎では、日本人と外国人が一緒にいろいろなことに取り組んできたので、そういう長崎の心を伝える場所になってほしいです」とあいさつしました。 今回の一般公開の再開に合わせて、展示もリニューアルされ、最近になってグラバーの息子、富三郎が残した手紙から、寝室だと判明した部
道内の3つの自治体が、ふるさと納税を活用して、地元を舞台にしたアニメの特別編を製作することが決まりました。 ふるさと納税を使って、自治体を舞台にしたアニメを製作する取り組みは、去年、千歳市が行い、作品のファンから製作資金2000万円を大きく超える1億8000万円の納税がありました。 28日は、アニメ『邪神ちゃんドロップキック』の続編の製作に関する記者会見が開かれ、道内から新たに、帯広市と釧路市、それに富良野市が参加することが発表されました。 アニメは2年後に放送される予定で、ふるさと納税の返礼品には▼特別編を収録したブルーレイディスクのほか▼アニメの主人公などがデザインされた特産品を用意するということです。 アニメの製作総指揮をつとめる夏目公一朗さんは「私自身、北海道の出身なので、釧路市、帯広市、富良野市と協力させていただくことを大変うれしく思っています。少しでも多くの観光客の方がこのアニ
京都市の「京都アニメーション」のスタジオが放火された事件では、テレビアニメ「らき☆すた」などの監督を務めた武本康弘さん(47)も安否がわからなくなっています。76歳の父親は「事件の前に時間が戻ってほしい」と息子への思いを語りました。 兵庫県に住む武本さんの父親が21日、NHKの取材に応じました。武本さんの父親は「ニュースで京都アニメーションが火事だと知って、心配していましたが、最近は出張も多かったので、現場にいなかったらいいなと思っていました。しかし、息子の妻から『いくら携帯電話に連絡してもつながらない』と聞き、絶望的な気持ちになりました」と話していました。 武本さんは新しい映画作品ができるたびに、必ず両親へ招待券を送っていたということです。 父親は「招待券を送ってくれた映画はすべて見に行きました。優しい性格の息子です。私にとってはできすぎた息子です」と話していました。そのうえで「犯人に対
県内各地を舞台にした漫画作品「ゆるキャン△」が及ぼす影響について、イベントの開催で消費が進むなど地元経済に良い効果を及ぼしているという大学などの調査結果がまとまり、20日、公表されました。 「ゆるキャン△」はキャンプが趣味の高校生が県内各地を訪れるストーリーで、舞台となった県内のスポットには多くのアニメファンが訪れています。 山梨大学と「山梨中銀経営コンサルティング」は、この作品がどのような影響を与えているか、舞台となった地域でのアンケートや聞き取りによる調査を行い、20日、結果を公表しました。 それによりますと、経済的な効果は去年4月以降、5つのイベントが開かれ、それによる県内の消費総額は推計で8500万円に上るとしています。 このうち音楽イベントでは1人当たり2万4000円余りを消費し、県内の平均観光消費額の2倍に相当するということです。 また、地域のイメージへの影響は、アンケートに答
20日夜、香川県観音寺市で開かれた秋祭りで「ちょうさ」と呼ばれる山車が横倒しになり、子ども3人を含む7人がけがをしました。 この事故で、5歳から12歳の子ども3人を含む男性7人が山車から地面に落ちたり、倒れた山車にぶつかったりしました。7人は病院に運ばれましたが、警察によりますと全員意識はありけがの程度は軽いということです。 会場では、数百人の参加者がそれぞれの地区の山車をかついで豪快さを競う「かきくらべ」が終わり、写真撮影が行われていたということです。警察は、山車に乗った人の重みでバランスを崩したとみて当時の状況を調べることにしています。 観音寺市では、21日も秋祭りが行われ、事故が起きた山車を除く8台が参加する予定だということです。
4年前の噴火で死者・行方不明者63人を出した御嶽山について、ふもとの長野県木曽町は、安全対策が進んだとして、山頂に続く登山道の一部の立ち入り規制を今月26日に解除すると発表しました。これで噴火後初めて、山頂への登山が可能になります。 このうち長野県木曽町は21日、記者会見を開き、山頂付近に、再び噴火が起きた場合に避難できるシェルターを設置したほか、登山道も整備され、安全対策が進んだとして、山頂の「剣ヶ峰」につながる登山道の一部に限って、今月26日に立ち入り規制を解除すると発表しました。 これで、噴火から4年となる今月27日を前に、噴火後はじめて山頂への登山が可能になります。 山頂付近への登山者の立ち入りは26日午後からできるようになり、それに先立って午前中、噴火で亡くなった人の遺族と行方不明者の家族などが慰霊などのため訪れるということです。 一方、冬の期間は、安全の確保が難しいとして、来月
人気アニメの舞台のモデルとして知られる埼玉県久喜市の鷲宮神社で、高さがおよそ6メートルある鳥居の柱が折れ、崩れているのが見つかりました。 警察官が現場に駆けつけたところ、鳥居は柱の根元から折れて崩れ落ち、車は後部のトランクがへこんでいて、けが人はいなかったということです。 当時の詳しい状況や柱が折れた原因などは明らかにされていませんが、神社によりますと、鳥居は高さがおよそ6メートルあり、柱を最後に替えたのはおよそ50年前だということです。 神社は老朽化によって柱が折れた可能性もあるとみて原因を調べています。 鷲宮神社は、女子高校生たちの日常を描いた人気アニメ、「らき☆すた」の舞台のモデルとなった神社で、アニメ作品にゆかりのある場所を訪ねるいわゆる“聖地巡礼”ブームの先駆けとなった場所として知られています。
「鴨川が聖地を狙っている」? 鴨川といえばシーワールド……ですが、実は2012年に放送されたロボットアニメ「輪廻のラグランジェ」の舞台でもあります。アニメをざっくり説明すると、女子高生がロボットに乗って、宇宙から来た敵と戦い、地球を守る青春ストーリーです。 今年の夏にアニメツーリズム協会が発表した「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2018年版)」の一つにも選ばれました。 そんな鴨川が、なぜたたかれていたのでしょうか? 地元でラグランジェのイベントに携わる「輪廻のラグランジェ鴨川推進委員会」の岡野大和委員長は、「『鴨川が聖地を狙っている』と報道され、『鴨川がストーリーに介入した』という誤解が生まれた」と分析します。 というのも、鴨川は2011年の製作発表のときから、アニメの舞台として名前が出ていました。すでに聖地巡礼で話題になっていた「らき☆すた」の埼玉県鷲宮町(現・久喜市)や「けいおん!
大ヒットとなった東宝のアニメ映画「君の名は。」 邦画としては8年ぶりに興行収入が150億円を超えました。その経済効果は映画館の外にも及んでいます。この映画に登場する地方の町が、岐阜県飛騨市をイメージして制作されたことから、たくさんのファンが映画に登場する駅や神社などを目当てに飛騨市を訪れています。アニメ作品の舞台になった場所を実際に訪れることをファンは“聖地巡礼”と言いますが、全国に「アニメ聖地」を広げようと観光業界も動き始めました。(岐阜局 飯沼祐月/経済部 橋本知之) アニメーション映画監督、新海誠さんが手がけた「君の名は。」。 地方の町に住み、都会に憧れる女子高校生が東京の男子高校生と体が入れ代わる物語で、2人が会えそうで会えない切ないストーリーや緻密に描かれた風景が人気を呼び、大ヒットしています。 この映画に登場する地方の町が岐阜県飛騨市をイメージして制作されたことから、映画の公開
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