来年のアメリカ大統領選挙に向け、民主党の候補者指名を目指し、サンダース上院議員が立候補すると表明しました。サンダース氏は前回の大統領選挙でヒラリー・クリントン氏と最後まで指名を争った人物で、政権奪還を目指す民主党内の候補者指名争いがさらに激しくなりそうです。 この中でサンダース氏は「これはトランプ氏に勝つだけの戦いではない。この国を変革し、経済的、社会的公正さの原則に基づく政府をつくる戦いだ」と述べ、格差を是正し、富裕層への増税や国民皆保険、公立大学の無償化などを実現すると強調しました。 サンダース氏は77歳。 「民主社会主義者」を自称し、民主党会派でもっともリベラルな議員の1人です。 前回、2016年の大統領選挙では、格差の拡大に不満を持つ若者たちから熱狂的な支持を得て、ヒラリー・クリントン氏と最後まで民主党候補としての指名を争いました。 知名度も高く、各種の世論調査で穏健派のバイデン前