(戻る) 吉之助の雑談10(平成18年7月ー ) ○若手を観る楽しみ・その3 「初心忘るべからず」と言えば・もちろん世阿弥の言葉であります。入学式とか・人生の門出に必ず引き合いに出る名言ですが、そのせいか「初心」と言うと・何となく十代半ば頃の若者の初々しい志(こころざし)みたいなものを指すようについ思ってしまいます。しかし、「風姿花伝」を読みますと・世阿弥は二十四・五歳の頃のことを書いていて・「初心」とはこの年頃のことだと書いているのです。 どうして二十四・五歳の頃が「初心」なのか。それは世阿弥の役者としての体験から来ます。ご存知の通り、世阿弥は十二歳の時に観阿弥が今熊野で催した猿楽(申楽)能に出演して、その時に室町将軍足利義満の目にとまり・その寵愛を受けます。しかし、成長して変声期に入ると世阿弥も人並みに苦労したようです。人に笑われたり・罵声を浴びたりして・役者をやめようかという経験
この項目では、モーツァルトのオペラについて説明しています。劇中に登場する伝説上の人物については「ドン・ファン」を、レコードレーベルについては「ドン・ジョヴァンニ・レコーズ」をご覧ください。 この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "ドン・ジョヴァンニ" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2023年2月) 『ドン・ジョヴァンニ』(Il dissoluto punito, ossia il Don Giovanni(罰せられた放蕩者またはドン・ジョヴァンニ), K.527)は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが1787年に作曲したオペラ・ブッファ(あるいはドラマ・
歌劇『ドン・ジョヴァンニ』 解説・批評集 編・ 池田博明 このオペラの解釈に当っては対立する二つの見解があります。永竹由幸とアッティラ・チャンバイの見解を紹介しましょう。 ▼モーツアルトの新作《ドン・ジョヴァンニ》は1787年、まずはプラハで初演され、また大喝采を浴びます。 この作品を“読む”にはオペラで描かれた時代背景を抜きにしては語れません。 舞台は、大航海時代を経た17世紀のスペイン。その時代、スペインの男女の人口比率は他のヨーロッパ諸国とは甚だしく異なっていて、男が圧倒的に少なかったのです。大航海時代、スペインから新大陸やアジアを目指すことは、いわば結婚適齢期にある男だけの仕事に限られました。すなわち、男の人口の一方的な激減による男女比のアンバランスが生じていたという事情があるのです。ちなみに、プロテスタント系の移民では、必ずパートナーとして女性を伴っていたので、
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