JOI夏季セミナー2023 全体講演会1の講演資料です。 【講義題目】 メタヒューリスティクスで広がる「解けた!」の世界 【講義概要】 世の中には,まだ効率的に解く方法が見つかっていない難しい問題がたくさんあります.こうした問題に立ち向かうときに頼りになるのが,メタヒューリスティクスと呼ばれるアルゴリズムたちです.本講義では,まずメタヒューリスティクスの基礎について,そしてメタヒューリスティクスが実社会にどのように応用されているかについて紹介します.
これはmixiグループ Advent Calendar 2018 12日目の記事です。 TL;DR パスワードのハッシュ化だけでなく、ソルトの付与やストレッチングもしようね bcryptはソルトの付与とストレッチングをしてくれるので、パスワードハッシュアルゴリズムとしておすすめ bcryptのバージョンはできるだけ2bを使おう bcryptが生成する文字列はModular Crypt Format(MCF)に沿う MCFは/etc/shadowなどに使われるパスワードハッシュ文字列のフォーマット パスワードのハッシュ化してますか? さて、みなさんは認証機構を実装する際のパスワードの保存方法はどのようにしていますか? もうこの時代にパスワードを平文で保存するなんてことしてないですよね? もう常識と言っても過言ではないですがパスワードを保存する際には、ハッシュアルゴリズムを使って計算した結果を
前振り 全国の暗号を使うエンジニアの皆さんこんにちは。今日は暗号移行とRSA暗号の話をしたいと思います。まず暗号を利用している皆さんであればCRYPTRECの「電子政府推奨暗号リスト」のことはご存じですよね!(言い切るw) CRYPTRECから2022年7月(昨年夏)に暗号強度要件(アルゴリズム及び鍵長選択)に関する設定基準(PDF直リンク)が公開されました。この中では暗号のセキュリティ強度で各種暗号と鍵長が整理されています。セキュリティ強度はビットセキュリティと呼ばれるビットサイズ(共通鍵暗号の場合のビット長)で区分されます。暗号アルゴリズムが違ってもセキュリティ強度で比較ができるということですね。例えば現在一般的に良く使われているセキュリティ強度は112ビットセキュリティが多く、これにはデジタル署名であればRSA暗号の2048ビットやECDSAのP-224等が含まれます。今日は公開鍵暗
Microsoft の mimalloc は面白い割り切り方で、小さいソースコードで高速なアロケータを実装しています。 確保するメモリブロックのサイズを、 Small (~8KiB), Large (~512KiB), Huge (512KiB~) の3つに分類し、 Small と Large は同じアルゴリズムで管理し、 Huge は OS 任せにして、 Small と Large は同じアルゴリズムをうまく利用しています。 基礎 OSはpage (x86では基本 4KiB) ごとにメモリをプロセスに割り当てています。 しかしアプリケーションではずっと小さいメモリブロックが必要になることが多くあります。また、必要になるたびに毎回OSからメモリを割り当ててもらうのはパフォーマンスも悪いです。 mimalloc やその他の malloc 実装 (以降 malloc と呼びます) は OS か
たくさんのデータを大小関係に従って、小さい順(昇順)や大きい順(降順)に並び替える作業はソート(整列)と呼ばれ、ソフトウェア・プログラムではよく使われています。このようなソート作業を行うために並び替えの方法を手順化したのが「ソート・アルゴリズム」で、アイデアを理解すると「ほほー、なるほど」と思えるのですが、複雑すぎて理解しづらいものもあります。そんなソート・アルゴリズムの中でも有名で、仕組みを理解しておきたいものばかりを題材に、なんとフォークダンスに合わせてアルゴリズムを表現するムービー集「AlgoRythmics」が公開されており、学習効果があるかどうかは脇に置いて、思わず見入ってしまう魅惑のムービーとなっています。 最も有名なソート・アルゴリズムの一つである「バブルソート」をハンガリーのフォークダンスにのせて表現するのが「Bubble-sort with Hungarian ("Csá
2015年12月17日、Google Chrome の JavaScript エンジン(処理系)である V8 の公式ブログにて、 JavaScript の標準的な乱数生成APIである Math.random() の背後で使われているアルゴリズムの変更がアナウンスされました。 Math.random() 関数は JavaScript を利用する際には比較的よく使われる関数ですので、親しみのある方も多いのではないかと思います。 新たなバグの発見や、従来より優秀なアルゴリズムの発見によってアルゴリズムが変更されること自体はそれほど珍しくはないものの、 技術的には枯れていると思われる Math.random() のような基本的な処理の背後のアルゴリズムが変更されたことに驚きを感じる方も少なくないかと思いますが、 それ以上に注目すべきはその変更後のアルゴリズムです。 実際に採用されたアルゴリズムの原
#include <vector> #include <string> #include <algorithm> using namespace std; string onpaper_multiplies(const string& sa, const string& sb) { int digits = (int)(sa.size() + sb.size()); vector<int> a(sa.size(),0); vector<int> b(sb.size(),0); vector<int> c(digits,0); // 下位の桁から順にセット auto char2int = [](char ch) { return ch - '0';}; transform(sa.rbegin(), sa.rend(), a.begin(), char2int); transform(sb.r
初期化の部分を執筆中に、ふと、range-based forの面白い使い方を思いついた template < typename ... Types > void f( Types ... args ) { for ( auto value : { int(args)... } ) { std::cout << value << std::endl ; } } int main() { f( 1 ) ; f( 1, 2, 3 ) ; f( 1, 2, 3, 4, 5 ) ; } range-based forには、初期化リストを渡せる。初期化リストには、引数パックを使うことができる。ということは、わざわざ再帰的なアルゴリズムを使わずして、Varidic Templatesを使った可変引数をすべてforで回せるのである。int型にキャストしているのは、Variadic Templatesは、そ
Xorshiftは疑似乱数列生成法の1つである。George Marsaglia(w:George Marsaglia)が2003年に提案した。演算が排他的論理和とビットシフトのみであるため高速である[1] などの特徴がある。 実装例[編集] Xorshiftアルゴリズム[2]のCによる実装例[3]: #include <stdint.h> struct xorshift32_state { uint32_t a; }; /* The state word must be initialized to non-zero */ uint32_t xorshift32(struct xorshift32_state *state) { /* Algorithm "xor" from p. 4 of Marsaglia, "Xorshift RNGs" */ uint32_t x = state
2012-07-16 14:25:12 WEB+DB PRESS総集編[Vol.1~36] | 技術評論社 WEB+DB Press 総集編[Vol.1〜36]に書いた記事『Webエンジニアのための基礎,徹底理解 3章:アルゴリズム再入門 C#編』を公開します。 ちなみにこの記事ではデータ構造についての話を最小限にしています。出てくるデータ構造は配列と二分木だけ。それは、データ構造については別のライターさんが記事を書くことになっていたからです。 ちなみに、書いてみたかった(というか、書いてみたけどやめた)アルゴリズムは、 ハッシュ法 (これはデータ構造の章にあります。すばらしいです) 木の探索 (traversal) 平衡木 (AVLとか) その他の有名なソート (バブルソート、シェルソート、ヒープソート、etc) Skip List (これはどちらかと言うとデータ構造メインな話なのでため
2007年11月26日18:15 カテゴリMathLightweight Languages プログラマーでなくても名前ぐらい覚えておきたいアルゴリズムx10 ぎくっ あなたが一番好きなアルゴリズムを教えてください。 また、その理由やどんな点が好きなのかも教えてください。 - 人力検索はてな なぜぎくってしているかというと、実はすでにアルゴリズム本の発注を受けているからなのだ。いつまでも伏せておくのもなんなので、ここにえいやっとdiscloseしてしまうことにする。 アルゴリズム大募集! C&R研究所 - トップページ その下書きもかねて、そこでも紹介しないわけに行かないメジャーなアルゴリズムをとりあえず10個紹介しておくことにする。 ユークリッドの互除法(Euclidean algorithm) その昔(数百年ほど前)は「アルゴリズム」といえば、「手順一般」を指すのではなく、この「互除法
2007年11月28日18:00 カテゴリアルゴリズム百選Math アルゴリズム百選 - フィボナッチ数列にO()を学ぶ 404 Blog Not Found:プログラマーでなくても名前ぐらい覚えておきたいアルゴリズムx10、これほどの反響になるとは。200ブクマぐらいは予想していたが、もいくとは。 とりあえず、本の仮題を「アルゴリズム百選」として、「アマグラマーのすすめ」と同じように本blogに草稿を書いていくことにする。「メインページ」の「アルゴリズム大募集! C&R研究所 - トップページ」の方も適宜更新していくが、「その場で動かせるコードサンプル」はここでないと書けないので。 ただし、「アマグラマーのすすめ」よりは書き方は順不同になるはず。それでも序文相当のことは「チラ見」ならぬ「チラ書き」しておいた方がいいだろう。というわけで、序文に変えて紹介するのが、本Entry。 ヒントとな
前に書いていた奴をまとめて prezi にしてみた。 http://d.hatena.ne.jp/rti7743/20100418/1271603136 svm数式を一切使用しないSVMの話 on Prezi
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