今年もとうとうやって来た、長く厳しい秋田の冬。けれどその寒さも何のその、雪をも溶かす勢いで、多くの秋田県民が熱狂するものがあります。それは「秋田ノーザンハピネッツ」。秋田市を本拠地とするプロバスケットボールクラブです。 もしあなたが秋田県人で、「秋田ノーザンハピネッツ(以下ノーザンハピネッツ)」のゲームを一度も会場で観たことがないとしたら。それはちょっと、もったいないことをしているかもしれません。なぜって? まずはこの動画をご覧ください! 客席を埋め尽くすピンク、きらめく「ビガビガ(ブースターはペンライトのことをそう呼ぶ)」の海。そして、コートにいる選手に大きな声援を送る、2300人超の老若男女。「日本一熱い」と言われる、ノーザンハピネッツブースター(ファン)です。この、チームカラーのピンクを身につけたブースターが会場を埋め尽くすさまは「クレイジーピンク」とも呼ばれています。