半年ほど前にエンジニアの募集をしていた時、履歴書の上ではまーまー立派な感じだった応募者がGitHubのおかげで書類選考漏れしたことがあった。 応募者からの履歴書とカバーレターが人事を通して各担当のエンジニアに転送されてきた。英語圏ではエンジニアの採用はエンジニアが行うのが基本。ここではその応募者をEさんとする。私がEさんの履歴書をザッと確認したところ、こちらが求めていた技術の経験もあったので、まずは面談に来ていただきたいな、と考えていた。 その採用担当になっていたエンジニアは私を含めて3人で、フランス人エンジニアのJとインド人エンジニアのGだった。その2人が私のデスクの近くに来てEさんについて聞いてきたので「まずは面談するべきだと思う」と言った。するとJとGは反対意見だった。「いやいや呼ぶ必要はない。Eさんは書類選考で落ちてるだろ」と。 その頃の私は人材採用でかなりの時間を取られていた。正