平成23年2月に防衛省との契約が成立した「野外炊具1号(22改)」です。これは「野外炊具1号(改)」の後継機であり、開発年度の平成22年が名称に盛り込まれました。平成23年に防衛省への納品が行われるため、この写真ではプロトタイプとなっています。 陸上自衛隊の運用では、「炊飯能力200人分(最大250人分)の主食及び副食が、概ね45分以内に同時に調理できる。」とされています。 調理の種類は、炊飯、汁、焼・煮・炒・揚げ物等が可能であり、陸上自衛隊ではこの1台で合計6釜の構成を「炊飯」「汁物」「副食」と分けたり、複数台の野外炊具1号が集結している場合は台毎に調理内容を分けたりと、状況に合わせていろいろなバリエーションで運用されています。 野外炊具1号(改)で用いられたバーナー部とは異なる新型のバーナーを搭載しました。このバーナーは「特許番号4266025」の新開発バーナーであり、野外炊具1号(改