インターネットはこうして誕生した--「何をやっても新しく、何をしても怒られた」:Inside-Out 日本で最初に商用のインターネット接続サービスを提供した「IIJ」。提供開始まではさまざまな苦労があったようだ。そこで、当時の現場を熟知する2人の技術者にお話をうかがった。
Windows OSを使い始めるとき、さまざまなWindows OSのカスタマイズ設定だけではなく、アプリケーションやツールのインストールが不可欠だ。それには、それぞれの配布サイトを開き、インストーラーをダウンロードし、インストールの実行、初期設定の実施などの多くの工数がかかる。 こうした手間を省くのが「パッケージマネジャー(パッケージ管理システム)」と呼ばれる機能で、アプリケーションやツールを一括で管理し、スクリプトなどでパッケージのダウンロードからインストールまで(場合によっては初期設定まで)を行える。 実はWindows OS向けにも、「Chocolatey(チョコレティ)」などのオープンソースで提供されているパッケージマネジャーは存在しているが、まだ一般的とはいえない(知っトクWindowsツール「コマンドでWindowsアプリを楽々管理『Chocolatey』」参照のこと)。 M
2012/09/07 2012年8月31日と9月1日の2日間にわたり、インターネットイニシアティブ(IIJ)本社会議室にて「DNS Summer Days 2012」が開催された。主催は、日本DNSオペレーターズグループ(DNSOPS.JP)。IIJおよび日本レジストリサービス(JPRS)が協力した。 DNSOPS.JPはこれまでも、BoFやDNSSECジャパンのフォーラムなどDNS関係者が集う場を開催してきているが、今回のようにDNSの初学者を対象としたチュートリアルを自ら主催したのは、実は初めて。手探りの中、1日目をDNSの初学者を対象とした構成とし、2日目は、DNSに関する議論を目的として質疑応答を重視した構成となった。 約150名を収容できる会場は初日の午前中から早くも満席。IIJの山本功司氏によるオープニングのあと、講演が開始された。 中・上級者にも役立つチュートリアル DNS
「こんなのクラウドネイティブじゃない」と思うこと:草間一人×青山真也 クラウドネイティブ対談(4)(1/2 ページ) 本連載では、2019年7月の「Cloud Native Days Tokyo 2019」でCo-chairを務めた青山真也氏と草間一人氏に、クラウドネイティブに関してじっくり語ってもらった対談の内容を、4回に分けて掲載している。今回は最終回として、「『こんなのクラウドネイティブじゃない』と思うこと」をお届けする。 本連載では、2019年7月の「Cloud Native Days Tokyo 2019」でCo-chairを務めた青山真也氏と草間一人氏に、クラウドネイティブに関してじっくり語ってもらった対談の内容を、4回に分けて掲載している。第1回は「クラウドネイティブは、どう誤解されているか」、第2回は「CNCFのCloud Native Trail Mapを、クラウドネイテ
親会社の意向なので開発中止します。もちろんお金も払いません:「訴えてやる!」の前に読む IT訴訟 徹底解説(68)(1/4 ページ) いやー、ごめんごめん。親会社から突然ストップがかかっちゃってさあ。うちら現場としてはやる気満々なんだけど。悪いけど、この話なかったことにしてくれる? 連載目次 システム開発プロジェクトは、マラソンのようなものだ。 本物のマラソンは、選手が1人でゴールを目指し、ペースを上げるも落とすも、あるいは体調に異常を来して途中でレースをやめてしまうも、全て本人が判断する。 しかしシステム開発は、ユーザーとベンダーが協力してゴールを目指す「二人三脚」のようなものだ。どちらかが勝手にペースを変えたりレースをやめたりしてしまうわけにはいかない。 ゴールを目指して一生懸命足を動かし続けているのに、一緒に走っているパートナーが突然足を止めたら、走り続ける選手は転ぶかもしれない。場
シャイなエンジニアたちが伝授する、知り合いを増やす効果的な方法と考え方:私、人見知りしないんです(編) @ITが運営するコラム(ブログ)コーナー「エンジニアライフ」では、現役エンジニアたちが日々、思うこと、考えたことをポストしています。 本稿は、エンジニアライフにポストされたコラム(ブログ)の中から印象的なものを、(編)の独断と偏見でピックアップして振り返ります。2019年2月は、コラムニスト(エンジニアライフの筆者)たちが、「マイ人脈構築術」を披露し合いました。 人見知りなエンジニアは、どうやって人脈を作れば良いのか 突然ですが、(編)は人見知りをしません。 子どものころ、親の仕事の関係で数年おきに転校を繰り返したので、人見知りさせてもらえなかったんです。皆さんとっても親切にしてくださったのですが、自分が仲良くなりたい人に対しては、自分からアプローチするしかありません。待ってても向こうか
関連記事 エンジニアに「退職の自由」はあるのか? 主要エンジニアが退職したからゲームのリリース日が大幅に遅れた。訴えてやる!――IT訴訟事例を例にとり、システム開発にまつわるトラブルの予防と対策法を解説する人気連載。今回取り上げるのは、社員の退職で被った損害を会社が賠償請求をした裁判だ 「退職理由は繰り返す」のはなぜ? 人事採用に携わっていた筆者は、面接で応募者のさまざまな退職理由を聞いてきたという。退職理由に表れるものとは何なのか。正しい退職理由というものはあるのか AIで「退職確率」を予測、SUSQUE「サブロク」にAIエンジン搭載の新機能 クラウド型人事・労務分析プラットフォーム「サブロク」を展開するSASUQUEが、「従業員の退職確率」を予測するAIエンジンを開発。サブロクの一機能として搭載して提供する。2016年10月3日に提供開始 キミは残念なクラリスになっていないか――エンジ
MySQL開発陣にあらためて聞く、 DX時代におけるバージョン 8.0のポイント:MySQLはデジタルビジネスに何をもたらすか グローバルで高いシェアを誇るオープンソースソフトウェアのMySQL。2018年4月、バージョン8.0が提供されてから、多数の情報が各種メディアで公開されてきたが、DX(デジタルトランスフォーメーション)の文脈では何がポイントになるのか、今あらためて、開発陣にアップデートの意図を聞いた。 MySQL 8.0はどこに向かうのか、開発部隊に聞く 2018年4月にOracleから正式にリリースされたMySQLの最新バージョン8.0。従来の5.7から大幅な機能強化/追加が行われ、バージョン番号も大きく飛躍した。商用版のMySQL Enterprise Editionの公式ページには8.0について次のような紹介文が並ぶ。 「MySQL 5.7よりも最大2倍高速」「最も要求の厳
井二かけるの追い解説 今回の漫画のテーマは、ITエンジニアの間でしばしば批判される「後続メールでのパスワード別送」です。 ここでいう「後続メールでのパスワード別送」とは、メールで添付ファイルを送付する際、添付ファイルをパスワード付きzipとし、後続メールでパスワードを送付するという方式です。 現在、情報セキュリティ対策の一環として、「後続メールでのパスワード別送」を採用する企業が数多く存在します。漫画のようにパスワード別送をシステムで自動化している企業も少なくありません。 では「後続メールでのパスワード別送」は何が問題なのでしょうか。代表的な2つの点を挙げます。 1.後続メールでパスワードを別送しても、セキュリティはほぼ向上しない 電子メールはその仕組み上、基本的に相手に届くまでに複数のサーバを経由します。メール送信にTLS/SSLを用いても、暗号化が保証されるのは自分が使用しているメール
「ありがとう」を聞きたくて――あの人はなぜリストラされたのか:仕事が「つまんない」ままでいいの?(47)(1/3 ページ) IT企業で働くAさんがリストラされたそうです。なぜ、リストラされたのでしょうか? どうすれば今後、チームの一員として働くことができるのでしょうか。 あるところに、名門の高校野球部がありました。選手たちは「甲子園に行きたい」「もっと強くなりたい」と、一生懸命練習に取り組んでいます。 野球部には、X子ちゃんとY子ちゃんという2人のマネジャーがいました。 X子ちゃんは、野球自体にはそれほど関心はありませんでした。でも、選手たちから「ありがとう」と言われるのがうれしくて、ボール磨きやユニフォームの洗濯を、率先してやっていました。 Y子ちゃんは、選手たちの「甲子園に行きたい」「もっと強くなりたい」という気持ちに共感していました。野球ができるわけではありませんが、選手たちの目標を
エンジニアが納得のいくキャリアを自律的にドライブするには、どのように考え、どのように行動すればよいのか。元プログラマー、現Web系企業人事担当者の「きのこる先生」が「かろやかに」に指南する本連載。 前回はシリコンバレーのエンジニア採用風景を説明しました。今回は「エンジニアの転職と年収」について軽やかに説明します。 こんにちは! 実りの秋を向かえ、体重増加待ったなしの、プログラマーにして採用担当菌類こと「きのこる先生」です。 菌類の本業であるエンジニア採用も実りの秋らしく大豊作! を期待したいところなのですが、エンジニア不足はますます深刻で、頭をかかえる日々が続いています。 そんなある日、ふとしたきっかけでSIer勤務のエンジニアと話す機会がありました。普段接しているのとは違うタイプのエンジニアなので興味深く話していたのですが、彼の方にも思うところがあったようで、いつの間にか菌類によるお悩み
AWSが「Amazon Linux 2」の正式版を公開、5年間の長期サポート(LTS)が付属:Amazon EC2に最適化、オンプレミスでの開発、テストにも使用可能 Amazon Web Services(AWS)は2018年6月26日(米国時間)、5年間の長期サポート(LTS)が付属する「Amazon Linux 2」の正式版を公開した。 Amazon Linux 2はAWSの最新Linuxディストリビューションで、2017年12月と2018年4月に「LTS Candidate」(長期サポート候補版)がリリースされていた。今回公開された正式版には、LTS Candidateに対するフィードバックが反映されている。 AWSはLTSとして、コアパッケージのセキュリティアップデートとバグ修正を5年間提供する。また、ユーザー空間のApplication Binary Interface(ABI)
アマゾンウェブサービスジャパンは2018年3月15日、Amazon Web Services(AWS)のインフラについてのブリーフィングを実施した。この中で、同社が2018年2月13日に開設した、AWS大阪ローカルリージョンについて説明した。 下の図にも記述されているが、大阪は世界で唯一の「ローカルリージョン」。通常のリージョンとは異なる。 具体的には次の通り。 大阪リージョンのみの利用はできない 現時点では「アベイラビリティゾーン(AZ)」が1つ 大阪リージョンの利用には「事前の申し込みと審査」が必要 提供されるAmazon EC2はリザーブドインスタンスとスポットインスタンスで、オンデマンドインスタンスは提供されない 提供サービスは、例えば東京リージョンで提供されているものに比べると少ない。Amazon EC2、Amazon S3、Amazon RDSなどのサービスが中心 大阪リージョ
関連記事 裁量労働制はエンジニアを幸せにするのか? 国会で紛糾している裁量労働制。果たして、働き方改革はエンジニアを幸せにするのでしょうか 裁量労働の成果はステップ数で評価します サンタクロースが陽気なステップ数を踏みながらやってくるー♪ 上限は1カ月45時間。時間外労働の「こうあるべき姿」 元SE、現社会保険労務士の筆者が、ITエンジニアが知っておくと便利な労務用語の基本を分かりやすく解説します 「ホワイトカラー・エグゼンプション」で技術者が壊れる? ホワイトカラー・エグゼンプションは従来の労働時間による給与の支払いを撤廃し、成果に応じて給与を支払う制度。対象社員は自らの裁量で働く時間を決められる サービス残業はダークサイド。ブラック企業の労働実態と対策 裁量労働制は、専門業務型と企画業務型とに分かれており、エンジニアに適用できるのは「専門業務型」裁量労働制になります
Windows 10 Fall Creators Update、「ペイント」の行方よりも、あの「電卓」を返して!:山市良のうぃんどうず日記(101)(1/2 ページ) MicrosoftがWindows 10 Fall Creators Updateから削除予定の機能のリストを公開したことで、“ペイント(Mspaint.exe)がなくなっちゃうの?”と、多くのWindows 10ユーザーがざわついているようですが、そんなに大騒ぎすることではないようですよ。 連載目次 「削除された機能/推奨されなくなった機能」リストはリストラ対象リスト? Microsoftは2017年7月25日に「Features that are removed or deprecated in Windows 10 Fall Creators Update(Windows 10 Fall Creators Update
OSSのサーバ構築自動化ツール、4製品徹底検証 2016年版:実際に検証済み!OSS徹底比較(3)サーバ構築自動化【前編】(1/9 ページ) 今回は、サーバ構築・運用自動化ソフトの中でも特に利用者の多い、「Chef」「Ansible」「Puppet」「Itamae」の4製品をピックアップ。「各ソフトの実行環境の構築手順」「OSSのブログ/CMS基盤であるWordPressの構築」を通じて、その違いを探る。 増え続けるサーバと比例して増大する運用コスト パーソナルコンピュータに加えて、スマートフォンなどのモバイルデバイスの普及により、インターネットを経由したシステムの利用規模や利用時間の拡大が続いている。B2B、B2C分野でもシステムを利用することが当たり前になっており、ビジネスにおいてコンピュータは不可欠なものとなっている。 そのビジネスを支えるシステムで利用されるサーバの台数も、増加の一
インフラエンジニアはOSインストールにこだわるべし:ゼロから始める「インフラエンジニア養成所」(2)(1/2 ページ) Webがインフラとなりつつあり、クラウドコンピューティングが普及し始めている現在、「ちゃんと仕事のできるインフラエンジニア」は圧倒的に不足している。インフラを基礎から学び直し、市場価値のある優れたインフラエンジニアを目指そう。 今回はまずLinuxやネットワークの基礎について、tech campのカリキュラムの内容を抜粋して、解説していきたいと思います。本記事では概要のみを紹介しますが、「ちゃんと仕事のできるインフラエンジニア」になりたいという読者は、この記事の内容に沿って学習を進めていただければと思います。 tech campの実践コースであるトレーニングは、現在のところ全部で25のコースに分かれています。生徒はこれらのコースの中から学びたいものを選び、1つずつクリアし
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