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Critiqueに関するrAdioのブックマーク (112)

  • 現代インターネットにおける〈マイノリティ〉の在り処――売野機子『インターネット・ラヴ!』評 - 落ち着けMONOLOG

    売野機子『インターネット・ラヴ!』評です。別の場所にこっそり載っている文章ですが、よく書けたと思うので、ちょっと修正してブログにも載せておきます。 インターネット・ラヴ!【電子限定特典付】 (onBLUE comics) 作者:売野機子 祥伝社 Amazon 1.『インターネット・ラヴ!』の設定の背景にあるもの――忘却できない傷つき・痛み 売野がこの作品において、インスタや韓国、ネイリストのような「オシャレ」なもの、あるいは「社会に包摂されたセクシャルマイノリティ」のようなものをベタに肯定して描いているわけではない点にまず注意を促したい。 では、それらの現代的なモチーフにどのような機能を持たせているのか? この問いについては、インターネットとマイノリティとの間の関係から考える必要がある。解説しよう。 かつてインターネットはマイノリティにとっての希望だった。人生の敗者復活戦の場だった。 今・

    現代インターネットにおける〈マイノリティ〉の在り処――売野機子『インターネット・ラヴ!』評 - 落ち着けMONOLOG
    rAdio
    rAdio 2024/02/11
    『かつてインターネットはマイノリティにとっての希望だった。人生の敗者復活戦の場』『今・ここのしがらみから逃走し、「本当の私」を承認してもらえる……少なくともそのような希望を抱くことのできる、解放の場』
  • 富野由悠季「AIが書く小説は安いエロ本。人間の感度はかぎ分けてしまう」ChatGPTはエンタメの脅威にはならない|概要|インタビューサイト 双葉社 THE CHANGE

    1979年に『機動戦士ガンダム』で、ロボットアニメの世界にリアリティを取り入れる新しいジャンルを生み出した富野由悠季監督。82歳にして、今なおアニメの最前線で挑み続ける富野監督のクリエイティビティの源はどこにあるのか。東京・杉並のバンダイ…

    富野由悠季「AIが書く小説は安いエロ本。人間の感度はかぎ分けてしまう」ChatGPTはエンタメの脅威にはならない|概要|インタビューサイト 双葉社 THE CHANGE
    rAdio
    rAdio 2024/01/15
    『普通の子はある程度の能力しかないんだけど、自分は特にやりたいこともないって子のほうが普通は多い』『自分にあった職業とかって悩むんではなく、職場にどう適応していくか考えることが大事』
  • 河毛俊作×栗野宏文――そこに、モノづくりへのリスペクトはあるか

    VISVIM 2000年設立。デザイナーの中村ヒロキが世界中を旅してインスピレーションを得た伝統工芸品や、受け継がれてきた技術を独自のフィルターを通して表現したクラフト感のあるプロダクトで人気を博す。そのタイムレスなモノづくりで国内外に多くの熱狂的なファンをもつ。 イザベラ・バードの苦言河毛 明治の初め、1878(明治11)年にイザベラ・バードというイギリスの女性の旅行家が日に来て、同年の6月から9月までの3カ月、通訳兼従者として雇った伊藤鶴吉を供として、東京を起点に日光から新潟県へ抜け、日海側から北海道に至る北日を旅したんですね。そして10月から神戸、京都、伊勢、大阪を訪ねている。こうした体験を、1880(明治13)年、『日奥地紀行』というにまとめています。で、そのなかでバードは、基的には日人と日文化に好意的なんですけど、日人の洋装に関してはボロクソ、まったく似合わな

    河毛俊作×栗野宏文――そこに、モノづくりへのリスペクトはあるか
    rAdio
    rAdio 2023/11/27
    『洋服って、階級と性的誘惑がないと成立しない』『日本人はクラスとセクシーに拘泥しない服をつくるようになった』『私たちはものをつくるということをあまりにも下に見すぎて、産業の空洞化を看過してしまった』
  • ぼっち・ざ・ろっくのリアリティーについて - メロンダウト

    ぼっち・ざ・ろっくを全話視聴した。コミュ障陰キャ女子高生がバンドを組んで文化祭でライブするまでの物語だ。 最初に持った感想は「ロッキンオン読者から批判されそう」だった。ぼっちちゃんの承認に飢えてる感じはカートコバーンが忌避した資主義的消費構造そのものだったので、オールドロックファンからはなんか怒られそうだなと思ってしまった。今やロックも資主義に包摂されているのでそういう感覚を持つ人もいないのだろうけど。 あとはぼっちちゃんのあの暖かい家庭をつくった両親が娘に「ひとり」という名前を付けたのはけっこうなホラーなのではと思ってしまった。冷静に考えたらものすごく怖い。はっきり両親もロックに傾倒してると言ってくれれば娘に「ひとり」という名前をつけるのも腑に落ちなくもないのだが作中では父親がギターを持っていたという描写しかされておらず、母親にいたっては理想的なママでしかなかった。それがある意味で怖

    ぼっち・ざ・ろっくのリアリティーについて - メロンダウト
    rAdio
    rAdio 2023/01/10
    『ぼっち・ざ・ろっくの登場人物はアル中、虚言壁、コミュ障、社会不安など社会通念上ではあまり現実に適応している人間と言えないところがある。』
  • 令和版『うる星』をアマプラで再生して、2秒以上、直視できなかった

    令和『うる星』をアマプラで再生したけど、2秒以上、直視できなかった。 これは原作コミック、押井版テレビシリーズ、劇場版をひととおり見たうえでの話。完全に拒絶反応が出てる。 なぜなら、あれは時代の産み落とした作品で、あの空気感をそのままアニメにするのは、もういくらなんでも無茶だと思ったから。懐古趣味にしても中途半端だし。それだけに『ビューティフル・ドリーマー』は、とても重い作品だった。あれは原作のモラトリアムを完全に拒否したから。それで押井守がシリーズ途中で降りてからも、建前としては「るーみっく的モラトリアム」が続くわけだけど、その呪縛の中でドタバタもがくキャラは見るに堪えず、痛々しく思えた。 だから、自分は、やまざきかずお版『うる星やつら』をあまり見る気にはなれなかった。もちろん、その延長線にある令和版『うる星』も。絵はきれいだけど、すごい違和感、不快感が出てくる。 手垢にまみれたことを言

    令和版『うる星』をアマプラで再生して、2秒以上、直視できなかった
  • 邦画って客を舐めてるのか、自分たちを舐めてるのかどっちなんだ

    映画バイオレンス・アクションがネフリに来てたので見た。 微妙だった。 まず一つ言えるのは主演の橋環奈は結構頑張っていた。 40点くらいのアクションはできていたと思う。 だが見ていてずっと思っていたのが「制作陣が真剣にアクション映画を撮る気がない」ということだ。 アクション中に時系列が前後する。 ハシカンがただジャンプしながら銃を撃ってるだけのショットが頻繁に使われる。 ハシカンだけが早回しになるショットが多用される。 身体が静止した状態で拳だけが複数表示される(ゴムゴムのガトリング)みたいなショットが多用される。 アクション風である。 もちろん、漫画の実写化ということであくまで”漫画風”にこだわったと好意的に取ることもできる。 だが、それよりも「この制作陣は自分たちにアクション映画が撮れると信じられてないんじゃないか」と感じた。 「俺たちは日で”悪女(韓国のアクション映画)”を撮る」「

    邦画って客を舐めてるのか、自分たちを舐めてるのかどっちなんだ
  • 「チ。―地球の運動について―」感想。〜歪で不誠実で不愉快なこの傑作漫画について〜 - 銀河孤児亭

    はいどーも あでのい です! いやー、とうとう完結ですよ劇場版Gのレコンギスタ! この人類史上に残る一大事を目前にして、このブログ、直近記事が刃牙シリーズ、麻雀漫画シン・ウルトラマンですよ? 一体何のためのブログだと思ってんすかね当。忘れてる人のために言っときますが、このブログは元々Gレコ感想用ブログです。忘れないように! という訳で今日は漫画『チ。-地球の運動について-』の感想です。 チ。―地球の運動について―(1) (ビッグコミックス) 作者:魚豊 小学館 Amazon この度最終巻の発売に加えてアニメ化も決まったとのことでめでたい限りですね。全8巻できれいにまとまってるのもおすすめしやすいポイントです。 でまあ、なんですけど、今日はちょっとこの大人気漫画の『チ。』を、私の持てる限りの全身全霊をもってして可能な限りボコボコにしてやりたいと思います。 やー、遂に書いちゃったよ作品批判

    「チ。―地球の運動について―」感想。〜歪で不誠実で不愉快なこの傑作漫画について〜 - 銀河孤児亭
    rAdio
    rAdio 2022/10/03
    『『チ。』で描かれた地動説の、科学の姿は、作者の描きたいドラマのために都合良く歪められたイビツなものでしかない。故に『チ。』という漫画は「科学」という人の営みに対し、極めて不誠実なのでないか』
  • Netflixの『スパイダーヘッド』は、SF作品の最も重要な要素を描けていない:映画レビュー

  • 映画ポスターの「右肩上がり手書き文字」はなぜ流行っている? 作品の“エモさ”を引き出す理由を分析してみた

    All About ニュース ライフ 映画ポスターの「右肩上がり手書き文字」はなぜ流行っている? 作品の“エモさ”を引き出す理由を分析してみた 映画ポスターの「右肩上がり手書き文字」はなぜ流行っている? 作品の“エモさ”を引き出す理由を分析してみた 映画ポスターでよくある「右肩上がり手書き文字」はなぜ流行ったのでしょうか? その源流はどこにあるのでしょうか? 受け手に与える印象や、映画以外のケースも含めて、複合的に分析をしてみます。※画像出典:(C)2019『愛がなんだ』製作委員会 映画ポスターの「右肩上がり手書き文字」と聞いて、ピンと来る人はいるでしょうか。作品の“おしゃれ感”や“切なさ”、“淡さ”を表現するような筆記体の文字が右肩上がりで配置されるデザインは、映画をはじめ、近年のメディア作品のポスターや表紙などによく使用されているようです。 「右肩上がり手書き文字」の映画ポスター例 少

    映画ポスターの「右肩上がり手書き文字」はなぜ流行っている? 作品の“エモさ”を引き出す理由を分析してみた
  • 「豆と共にあれ」の感想|arsenic

    以下の文章は全て個人的な見解です。権利者の方々による指摘や、個人的な気付きによって、予告なく変更・削除する可能性があります。 また、視界が狭い人間なので、色々とご指摘いただければ幸いです。 ◆0.前提・A~Dシート、プレイ済み。 Pシートは稿に含めない。 ・1~2人プレイ(とは言っても、ゲーム内容には関係がないが)。 ◆1.概要・ゲームの流れ 大型の紙ペンゲームだ。6つの領地が円形状に配置されており、そこを統治者と呼ばれる駒が時計回りに回っていき、その駒と自身の領地(ゲーム開始時に決定され、ゲーム中は固定)との距離により、建物を建築する制限(シートによるが基的にはコスト増)が変わっていくのが特徴と言える。 ラウンドの開始時には、カードが捲られ、そこに記された建物の種類に応じて、牧草の資源が得られる。そして、各自アクションを1回行う。 アクションは(シートによるが)基的には4つだ。 ま

    「豆と共にあれ」の感想|arsenic
  • タコピーの原罪の原罪~中庸の罠について~ - メロンダウト

    最近話題のタコピーの原罪を13話まで読んだ。正直、途中から読んでいられなかった。自殺、いじめ毒親・・・の中に放り込まれた善意の空回り 描写が生々しいのもあるし、僕自身学生時代にいじめというかいじられというかそんな経験があるので「いじめ物」は正直あまり好きになれない。なので「聲の形」もあまり好きではない。世界が優しくないなんて今更言われたところでなんだっていうのか、と考えてしまうのである。もちろん作品自体は大変に面白く示唆に富んだものであることは間違いない。けれど読んだ時に思わざるを得なかった個人的な感情をあえて書いていきたいと思う。 善悪を描写する時によく引き合いに出されるいじめではあるけど、善悪では語れないという描写そのものが果たしてどれだけいじめ当事者の救いになるのだろうか・・・正直言えばそんなことを思ってしまった。 タコピーの原罪に関するネット上の反応を見ていると「単純な善悪で語れ

    タコピーの原罪の原罪~中庸の罠について~ - メロンダウト
    rAdio
    rAdio 2022/03/07
    『単純な善悪で語れることなどほとんどない』ということは『タコピーの原罪』のように様々な事情が縺れて最悪に至るという描き方をされることが多いが、『王様ランキング』では善寄りに描かれており好対照だと思う。
  • 【ボードゲームレビュー】小早川 ★★☆☆ - 非電源ボードゲームで未来のゲームを妄想する

    ①カードは全部で15枚。1~15の数字が1つずつ書かれている。全員に1枚のカードを配る。残りを山札にしてそこから1枚めくり、そのカードを「小早川」とする。 ②手番は2巡する。1巡目。自分のカードと新たに山札から1枚めくったカードと、どちらを自分のカードとするか選択する。 ③2巡目。自分の手札で勝負するか選択する。勝負する場合はコインを1枚賭ける。 ④勝負する人だけカードを公開。ただし最も小さい数字の人は小早川カードを足すことができる。最も数字の高い人が勝ち。賭けられたコインを総取りする。 ⑤最後の勝負はコイン2枚賭け。最後に最もコインを持っている人が勝ち。

    【ボードゲームレビュー】小早川 ★★☆☆ - 非電源ボードゲームで未来のゲームを妄想する
  • 『寄生獣』はなぜ現代によみがえったのか? 時代を越えた“問い”を考察

    「誰かがふと思った。生物(みんな)の未来を守らねば…」 これは、岩明均の漫画『寄生獣』(講談社) の冒頭に登場する有名なフレーズだ。 ここでいう「みんな」とは誰のことだろうか。人によって「みんな」の範囲は家族や友人だけかもしれない。現代人の多くは同じ国に住んでいれば「みんな」と感じるかもしれないし、もっと大きく人類すべてを「みんな」と思う人もいるだろう。 そして、人類以外の哺乳類も「みんな」の枠内だと考える人もいる。「みんな」の範囲は、時代によっても変化してきただろう。人間はいつだって「みんな」を守るために戦ってきたとも言える。ただ、「みんな」の範囲が違っているだけだ。 現代は、気候変動による世界的な大災害の多発などもあって、「みんな」の範囲がかつてなく拡大している時代と言える。地球全体の「みんな」のことを考えないと生き残れないという感覚が広がっている。だが、それほど巨大な視点で「みんな」

    『寄生獣』はなぜ現代によみがえったのか? 時代を越えた“問い”を考察
  • 自分が過去に書いた「鬼滅の刃」の感想記事ふりかえり - 頭の上にミカンをのせる

    空前絶後の大ブームになっている鬼滅の刃ですが、これだけ大ムーブになるといまさらになってから見て語り始める人がわんさか出てきますね。 私はこの作品に関しては ・他人からの紹介で読み始めるまでまったく注目してなかった ・過去記事の感想が途中まで「間違いなくおもしろいけれど傑作だとは思わなかった」 だったので、完全に「全く見る目がなかった」のが自分でわかってます。 なので、この作品についていまさら何かを語れることないなーって感じですね…… ただ、自分の中で明らかに評価が変わっていっている、という 変化をちゃんと記録している、という点では参考になると思うのでそのあたりを参考にしていただければなと思います。 6巻まで出てから読み始めた 私がこの作品を読み始めたきっかけは鬼滅の刃が6巻まで出ていた時に「なんか最近のジャンプでこれ読むべしってマンガある?」って聞いたらズイショさんが「鬼滅の刃よめ」って言

    自分が過去に書いた「鬼滅の刃」の感想記事ふりかえり - 頭の上にミカンをのせる
  • 【プロ直伝】“アニメレビュー”ってどう書けばいいの? 藤津亮太が伝授する、たった1つの心得と3つの技 | アニメ!アニメ!

    【プロ直伝】“アニメレビュー”ってどう書けばいいの? 藤津亮太が伝授する、たった1つの心得と3つの技 | アニメ!アニメ!
  • 言語化と映画 - 忘れないために書きます

    君がある映画を見て、それがとても面白かったとする。 その映画の面白さについて誰かに話してしまいたいから、そこにいた友人を見つけて猛烈に語り出してしまったとしよう。それが、おなじ映画を見て、おなじように面白いと思った人で、あまりにも言葉足らずな「○○がよかったよね!」という言葉に、心強く賛同してくれるなら話は簡単だ。「ガルパンはいいぞ」的に言葉を交わしていればいい。 けれども、相手が違うところに面白さを見出している人だったらどうする? そもそも見ていなかったら? あるいは見たとしても、面白いとも思っていなかったら? むしろ激しく嫌っていたら? そんな困難な状況にあって、それでもその映画の面白さを伝えないといけないとしたら? そんなときはどうしよう? こういう事情から、人は言語化という作業に移ることになる。友達に話すのでもいいし、こうしてブログ記事に書いてもいい。感想やら批評やらといった言葉を

    言語化と映画 - 忘れないために書きます
  • 藤本タツキ『ルックバック』は修正されるべきだったのか 弱体化する批評の価値

    POPなポイントを3行で 藤本タツキが『ルックバック』で描いたもの 精神疾患を巡る批判と修正は妥当だったか? 「銃の悪魔」にも共通する現実的スティグマ ああ、わたしが昔の月日に戻れたらよいのだが、 神がわたしを守ってくださったあの日々に。 そのときには、彼の灯火がわが頭上に輝き、 彼の光によってわたしは暗闇を歩んだ。 『ヨブ記』第二九章 『ファイアパンチ』『チェンソーマン』で知られる漫画家・藤本タツキ氏が、集英社『少年ジャンプ+』で公開した読み切り『ルックバック』。 公開直後から大きな反響を呼んだ143ページに及ぶ傑作は、しかし、一部の反応を受けて編の内容に修正が加えられた。 藤本タツキ著『ルックバック』については、発表後、8月2日に内容を一部修正いたしましたが、9月3日発売のコミックスにおいて、著者の意向を受けて協議のうえ、セリフ表現を変更している部分がございます。 ご理解いただきます

    藤本タツキ『ルックバック』は修正されるべきだったのか 弱体化する批評の価値
    rAdio
    rAdio 2021/08/31
    創作者の創作行為自体をテーマに人間模様を描くあの手の作品は、「創作」の傲慢さを見せ付けられるから個人的には苦手だし、その意をベタに受け止め周縁事情を捨象して評する行為もまた内輪っぽさを感じてしんどい。
  • 藤本タツキ「チェンソーマン」の魅力と「ルックバック」評 - フロイドの狂気日記

    デザイン盗作・「ルックバック」の藤本タツキは天才ではない。あるいは少年ジャンプの才能枯渇問題 - フロイドの狂気日記 集英社作家の「オマージュ宣言」はアイデア収奪の正当化 - フロイドの狂気日記 id:lady_joker氏への手斧。あるいは天才・藤本タツキとエンブレム佐野の違いについて - フロイドの狂気日記 藤本タツキチェンソーマン」と一部に読み切り「ルックバック」について語る。当は語ることはなかったんだけど、藤本タツキ天才論を否定しているだけなのに、作品全部を否定していると感じられたっぽいので、ちゃんと魅力について言語化してみようと思う。ファイアパンチは1巻しか読んでない。 ちなみに冒頭のエントリlady_joker氏への手斧では、ほとんど全て「チェンソーマン」主人公デンジのセリフや口調を改変して記事ができている。にもかかわらず、1人以外に指摘した人がいなくて悲しい。藤本タツキ

    藤本タツキ「チェンソーマン」の魅力と「ルックバック」評 - フロイドの狂気日記
  • これから「ルックバック」についておしゃべりしようと思っている人に注意してほしいこと - 装置

    ※以下加筆部分 この記事は、2021年8月2日に行われた作品の「修正」および同年9月発売の単行『ルックバック』よりも前に書かれたものであり、一番最初に公開されたバージョンに即しています。最初のバージョンは今ではアクセスが難しくなってしまいましたが、公開当時の反応の一例を残しておくことにも一定の意味があろうと思いますので、そのまま残してあります。 ※加筆ここまで 2021年7月19日に『ジャンプ+』で公開された藤本タツキの中編「ルックバック」は、公開直後から大変な反響を引き起こしている。良し悪しという意味での評価は別にして、この作品は読者に何か語らせずにはおかないというか、裏読みのようなものへの欲望を喚起せずにはいない構造がある。"Don't Look Back in Anger"をはじめとした、作品の至るところに散りばめられた「元ネタ」の数々、「バック」=過去=背中=……といったモチーフ

    これから「ルックバック」についておしゃべりしようと思っている人に注意してほしいこと - 装置
  • デザイン盗作・「ルックバック」の藤本タツキは天才ではない。あるいは少年ジャンプの才能枯渇問題 - フロイドの狂気日記

    ルックバック - 藤本タツキ | 少年ジャンプ+ 内容は楽しく読めたんだけど、これに対しての大絶賛コメと天才大合唱が不気味すぎる。それにプロ漫画家(超一線級のSクラスではない)までがTwitterで心を動かされたとか言っている。だいたいそういう人らのヒロイックな自虐と謙遜は見るに耐えない。そもそもなんだけど、この作品以外に素晴らしい最近の作品がないのかって話で、世の中を見渡せば天才と呼べる人と作品はいくらでもある。にもかかわらずピンポイントで心に刺さってるのは、その人らが観察力と意識のない平凡なそれだからでしょう。観察してないから、バズった読み切りに心動かされる。他にもたくさん天才的な作品はあるのに、だ。これ読んで筆折るってんなら毎日筆折らないといけない。まともに色んな作品を読んでいるのであれば、だけれど。 作る人はどれだけ天才が世の中に溢れていても創作活動をするわけで、作中の京がそんな

    デザイン盗作・「ルックバック」の藤本タツキは天才ではない。あるいは少年ジャンプの才能枯渇問題 - フロイドの狂気日記