●驚愕のアニサキス対策アニサキス症は今やかなりの知名度があり、特にサバの生食の広がりに合わせて被害を広げているようだ。人によっては別の臓器にまで移行して重傷化するほか、アニサキスそのものがアレルゲンと化し、加熱したとしても青魚が食べられなくなることもある。 この恐ろしいアニサキス症にならないために気をつけるべきこととして、一番効果があるのはもちろん魚の生食をしないことだが、それはあまりにも寂しい。 一度冷凍することで殺すことができるが、-20℃以下で24時間以上の冷凍が必要とのこと。家庭用の冷凍庫の性能ではやや心許ない。 ここで参考になるのが我らが美味しんぼの「鮭対決」の話。 究極のメニュー側が提供したサケの刺身に対して、雄山がアニサキスの危険を説いたのだが、その際に料理人の示した駆虫メソッドがある。 1つ目は、刺身を作るときに薄造りにし、筋肉内にいるアニサキスを目視で発見するというもの。