ジャガイモを油で揚げ、塩をふりかけたフライドポテトを「健康にいい食べ物だ」という人はあまりいないだろう。研究もそれを裏付ける。 2017年に、栄養学の学術誌「アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリシアン」掲載された研究では、フライドポテトを週に2~3回食べた人は、揚げずに調理したジャガイモを食べた人より死亡率が高かった。
長生きしたければ何をすればいいのか。 この謎を解明するべく、我々スタッフ一同はアマゾンの奥地へ飛んだ。 1冊見かけると30冊ある しばらく前にこれを読んだ。 最後にこんなことが書いてあった。 ところで、8月に出版予定の新書のタイトルが載っている取次の表がおもしろかった。 まったく違う著者で出版社も違うのに『長生きしたければのどを鍛えなさい』と『長生きしたければ股関節を鍛えなさい』という二種類の書籍が発売予定となっていた。 新書―テーマ・タイトルをどう決めるのか - デイリーポータルZ こいつは嫌な予感がするな。 気になったのでAmazonで「長生きしたければ」と検索すると、本が続々と出てきたので羅列する。 朝の習慣 早寝早起きは健康の基本である。では「早起き」とは具体的に何時に起きればいいのだろうか。 答えは3時だ。 長生きしたければ朝3時に起きなさい―50歳からの病気にならない7つの習慣
楽しかった食事会もそろそろお開き。テーブルの上には、まだお刺し身が残っている。ああ、もったいない。誰か食べない?……よくある光景です。 「そんな時の刺し身はあまり食べない方がいいと、学生に話しています」。山本茂貴・内閣府食品安全委員会委員が、講演中にふともらした一言が気になりました。先日開かれた食品安全委員会による報道関係者との意見交換会でのことです。食中毒の観点からすると、食品に付いている細菌が増殖するから、と言うのですが、宴会なんて、せいぜい2時間あまり。そんなに増えるものなのかなあ、調べてみました。 食中毒を起こす細菌は各種あります。重い症状を起こしやすく時に死亡者を出す腸管出血性大腸菌O157は、室温だと15分から20分で2倍に増える、と厚生労働省のサイトにありました(※1 文末にURL)。そのほか、主な食中毒細菌の増殖速度は以下の通りです。 この中で最も増える速度が早い腸炎ビブリ
1日の長さが24時間だということは言うまでもありませんが、実は人間の体内時計は24時間サイクルで動いている訳ではありません。そのため、放っておくと、体内時計と1日のサイクルがズレてしまいます。 このズレを修正する最も効果的な方法は、朝に光(朝日)をあびること。そしてもうひとつ、朝ごはんを食べることがとても重要です。私たちのからだには数多くの時計遺伝子があり、体内時計を司っています。脳にある中枢の時計遺伝子は主に朝日を浴びることでリセットされ、 その他の臓器(肺、肝臓、腎臓、心臓、筋肉など)にある時計遺伝子は朝ごはんをとることでリセットされます。 今回は、そんな「朝ごはん」について紹介します。 若い人の中には「朝ごはんを食べる習慣がない」という人も多いかもしれません。でも、朝ごはんは重要な役割を担っています。栄養を摂取する、体温を上げることで代謝を高める、便秘を解消するといったことに加えて、
2017年11月7日、アメリカ・ABCニュースで興味深い記事が掲載されました。 「筋トレがすべての病気の死亡率を減少させる」 ✻How sit-ups and push-ups could ward off an early death - ABC news これは2017年10月に報告された8万人の大規模研究の結果を伝えたものです。シドニー大学のStamatakisらは、世界で初めて、筋トレと病気による死亡率に関する大規模な疫学的研究を行ったのです。 今回は、Stamatakisらの大規模研究の結果をご紹介しながら、筋トレが病気による死亡率に与える効果とそのメカニズムについて考えてきましょう。 Table of contents ◆ 筋トレはがんやすべての病気の死亡率を減少させる ◆ 大規模研究が明らかにした幸福な真実 ◆ 読んでおきたい記事 ◆ 参考論文 ◆ 筋トレはがんやすべての病気
炭水化物(糖質+食物繊維)の摂取割合が非常に多い人は死亡リスクが高く、脂質の摂取割合が多い人は死亡リスクが低いという意外なデータが、世界の18の国・地域の13.5万人以上を対象にした研究で得られました。 現在世界的に用いられている食生活ガイドラインは、低脂肪食(総摂取エネルギーに占める脂質の割合が30%未満の食事)を推奨し、さらに脂質のうち飽和脂肪酸(バターやラードなど常温で固まりやすい脂)を不飽和脂肪酸(魚油やサラダ油など常温で固まりにくい油)に置き換えることによって、飽和脂肪酸の摂取量を総エネルギーの10%未満に制限することを推奨しています(日本の状況は記事最後の囲み参照)。 しかし、こうしたガイドラインは、循環器疾患(心疾患や脳血管疾患など)の患者が多く、脂質の摂取量も多い欧州と北米の人々を対象とした研究結果に基づいて作られたものです。そのため、欧米以外の地域にも当てはめられるのかど
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健康志向で糖質を抑えた食事のニーズが高まっているとして、外食チェーンが新たなメニューを相次いで打ち出す中で、回転寿司チェーン大手がコメを使わない「すし」の販売を始めることになりました。 この「すし」は、いわゆる「しゃり」の代わりに大根の酢漬けを使います。大根の酢漬けを細かく刻んで、しゃりのようにしたうえに、マグロなどのネタを乗せて握りずし風にしたり、ネタと一緒にのりで巻いて巻きずしのようにしたりしています。 大根の酢漬けは、しょうゆやゆずこしょうなどで味付けされ、食感もしゃりに近づける工夫をしているということです。 価格は、この店の通常のすしと同じですが、糖質を60%から80%程度抑えているということで、会社では生活習慣病の予防などで糖質を抑えたメニューを求める消費者を取り込みたいとしています。 「くら寿司」の運営会社の、田中信副社長は、「しゃりには、こだわりを持ってきたが、時代のニーズに
By makelessnoise 「若者の血液を取り入れると自然治癒力が向上する」などの効果がマウスを使った実験によって実証されていますが、新しい研究で、若いマウスの血液を年老いたマウスに輸血するのではなく、「10代の人間の血液」を輸血すると、年老いたマウスが若返るという効果が実証されました。 Blood from human teens rejuvenates body and brains of old mice | New Scientist https://www.newscientist.com/article/2112829-blood-from-human-teens-rejuvenates-body-and-brains-of-old-mice/ 認知機能障害の治療法開発を目指すAlkahestのミナミ サクラ氏の研究チームは、人間の血液に含まれる血漿(けっしょう)が年老い
胃は「これ以上食えません」ってはっきり言うし膀胱も「もう漏れます」とか大騒ぎするのにどうして肝臓は黙ってるの?「あと一杯飲んだら貴様は死ぬ」みたいにもっと自己主張してほしい
千葉大学社会精神保健教育研究センターは、ブロッコリーなどの野菜に含まれる化合物「スルフォラファン(SFN)」が、うつ病の予防や再発防止に効果があることを突き止めた。研究した同センターの橋本謙二教授(57)は「身近にある化合物で(症状の発症率が)劇的に変わるとは」と驚きの表情。不明な点が多いうつ病のメカニズムを解明する一筋の光になりそうだ。 SFNは主に緑黄野菜に含まれる。特にブロッコリーの種を発芽させた「スーパースプラウト」には、ブロッコリー約1キログラム相当の高濃度のSFNが含まれており、がん予防などにも効果が期待される。 橋本教授は、同大大学院の学生らとチームを組み、2013年に研究を開始。東北大学の山本雅之教授や食品メーカー「カゴメ」の協力を得てマウス実験を重ね、先月、研究成果を発表した。 実験では、大きさの違う2種類のマウスを同じケージに入れ毎日10分間、攻撃的な大型マウスに
大阪府民の食への意識と行動について、大阪府が初めて調査したところ、肥満の人は、お好み焼きとごはん、あるいは、うどんとかやくごはんなどを同時に食べる回数が多いという結果がまとまり、大阪府は、食べる量や回数に気をつけるよう注意を呼びかけています。 それによりますと、肥満度を示すBMIが25以上の人のうち、男性のおよそ7割、女性のおよそ6割が、お好み焼きとごはん、うどんとかやくごはん、ラーメンとチャーハンなど、2種類以上の主食を同時に食べる「重ね食べ」を週1回以上していることがわかりました。 この結果について、大阪府は、肥満の人は主食の重ね食べをしている回数が多いことがわかったとしています。 大阪府は「肥満傾向の人は、生活習慣病のリスクが高まる。重ね食べは大阪の食文化だが、食べる量や回数に気をつけてほしい」と呼びかけています。
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