このたび消費者庁からお叱りを受けたとかで話題のクレベリン。以前は空間除菌などさまざまな効果を謳っていた製品ページは、「二酸化塩素分子のチカラ」「特許第*号」という表示だけが残った寂しい状態になっているようです。ではこの特許はどんなものか、気になったので公報を見てみました。
「Second Life」や「Minecraft」「あつまれ どうぶつの森」といった仮想空間サービスは以前から存在していたし、アイデアそのものは目新しくないメタバースだが、2020年代に入って注目度が急上昇した。メタバースへの取り組み強化を打ち出す企業が大量発生し、Facebookは社名をMetaに変更したほどの入れ込みようだ。 そのようなタイミングに合わせたのか、Appleは、仮想空間に現れたり、仮想空間から消えたりするアバターへ特殊効果を加える技術を考案。この技術を米国特許商標庁(USPTO)へ出願したところ、米国時間1月11日に「SPECIFYING EFFECTS FOR ENTERING OR EXITING A COMPUTER-GENERATED REALITY ENVIRONMENT」(特許番号「US 11,222,454 B1」)として登録された。出願日は2021年2月1
一脚状の棒にカメラを付けて自撮りをやりやすくする通称「自撮り棒」(selfie stick)ですが、実は自分は6年くらい前から持ってました(アメリカ出張中にディスカウントショップでXshotなる製品を買いました)。当時は使ってると指を指して笑われたりしたものですが、今は、一応の市民権を得たように思えます(外国人観光客が使っているのをたまに見ます)。 さて、この自撮り棒関連の特許がどうなっているかを調べようと思ったら、既にWikipediaに「自撮り棒」のエントリーができており、そこに関連特許情報がまとまっていたので調べる手間が省けました。 自撮り棒関連特許で最古のものは1985年にミノルタカメラが米国で取得したUS4530580("Telescopic extender for supporting compact camera")のようです(それ以前にも日本で実用新案が出願されていますが
CES 2015に関するメディア記事等を見ていると、ドローンこそが今まさにキャズムを越えそうなテクノロジーという感じがします。家の電灯を付けるだけのためにウェアラブル機器を装着して、ジェスチャー操作でどうしたこうしたなんて話よりもはるかに夢が広がります。 商売柄、こういう普及直前のテクノロジーを見ると、どんな特許出願が出されているかが気になります。いったんキャズムを越えると、多様なプレイヤーがアイデアを生み出し、それらが相互作用することで、アイデアの「カンブリア爆発」が生まれます(ジェフリー・ムーアの用語で言えば「トルネード」という状態です)。市場の拡大という視点からは良いのですが、特許を取得してアイデアを独占するという視点から言うと、「カンブリア爆発」以降では、思いつくようなアイデアはだいたい世の中に出てしまっていて(あるいは、先に出願されてしまっていて)強力な特許の取得は(不可能とは言
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