ネコを飼い主なら、彼らが狭い箱や隙間を好む妙な習性があるのをご存知でしょう。 ところが、さらに奇妙なことに、ネコは床に描かれただけの四角い枠でも座り込むというのです。 今回、ニューヨーク市立大学の科学的な実験により、ネコは錯覚を認識でき、二次元の四角形でも好んで居座ることが示されました。 研究は、4月30日付けで『Applied Animal Behaviour Science』に掲載されています。 Groundbreaking Cat Science Shows They Love to Sit in Illusory Boxes, Too https://www.sciencealert.com/cats-don-t-just-like-to-sit-in-real-boxes-they-ll-choose-to-sit-in-illusions-of-boxes-too If I f
コーヒーを入れるとき、マグカップの素材にも気を使っているだろうか? 英オックスフォード大学などの心理学者は、カップの素材や色、手触りがコーヒーへの印象をどう左右するかを研究している。5種類の素材が、それぞれコーヒーの知覚をどう変えるかみてみよう。 TEXT BY SABRINA WEISS TRANSLATION BY MAYUMI HIRAI/GALILEO WIRED(UK) 飲み物の味の知覚に関する研究は、山ほどある。ワインとビールについては特にそうだ。では、コーヒーはどうだろう? 人がコーヒーをどのように知覚するのか、実験心理学者たちはようやく理解し始めたばかりだ。 例えば、味蕾の数が多い人は、コーヒーの味わいをほかの人々よりも強く感じる。またある人は、苦みを強く感じるかもしれない。 オックスフォード大学の実験心理学教授のチャールズ・スペンスによると、消費者がコーヒーをどう知覚する
2匹のニホンザルが餌を獲得するために互いに協力して行動できることを大阪大学の研究グループが実験で確認し、ニホンザルの新たな側面として注目されています。 しかしニホンザルの群れの中では比較的仲がよいという兵庫県の淡路島の群れで、2匹のサルがロープを同時に引っ張ると餌を獲得できる装置を使って実験を行ったところ、別のサルが来るのを待つなど2匹が協力して餌を獲得できた割合はおよそ1500回の実験のうち58.7%に上ったということです。 一方、同じ実験を岡山県真庭市のニホンザルの群れで行ったところ、およそ200回の実験のうち協力できた割合は1%にとどまりました。 研究チームによりますと、ニホンザルの研究は、70年以上、各地で行われてきましたが、協力して餌をとることが確認されたのは初めてではないかということです。 研究チームの貝ヶ石優さんは「サルが協力して餌をとった時はとても驚きました。なぜ淡路島の群
直属の上司から来たメールに一言 「誠意は言葉でなくデータ」 そんなことを言われてもどうしようってんだ こちとらもう離れて久しいんだから、データなんぞ出せるわけない 戻って実験しろって?また7時〜3時のデスマーチ生活に? 9連休ぶっ続けで? 確かに現役時代の私が悪い データをちゃんと取ってなかった私が悪いさ ただ、足りないデータはこっちで作ったり割り振ったりするからノウハウだけ教えてと言ったじゃないか 大層なこと言える立場じゃないが、違うのか 呑み込んだんじゃないのか どうすれば良いんだ もう死んでしまいたい
高級魚として知られるサケの一種サクラマスの稚魚に、ドコサヘキサエン酸(DHA)を混ぜたエサを与えて故郷の川に帰ってくる確率を高めることに、北海道大や岩手大などが成功した。3、4年かけて実用化し、漁獲量の増加につなげる。 食べさせたのは、マウスの実験で記憶力を高める効果があったDHAや、αリノレン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)。青魚やエゴマに多く含まれる。 北大の上田宏特任教授(魚類生理学)らは2013年5月、これらを含む特殊なエサを1歳半の稚魚1500匹に6日間かけて与えた後、岩手県野田村の安家(あっか)川河口から数百メートル上流で放流。翌年8~10月に識別用のタグを腹に埋め込んだサクラマスが5匹、帰ってきた。14年2月の実験でも、1274匹中の7匹が今年9月までに姿を見せた。 県が安家川で1996~04年… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この
カナダの研究者が社会実験として行っていたヒッチハイクロボット「Hitchbot」は8月2日、アメリカ大陸横断を始めてから2週間で破壊された。 Hitchbotはカナダ・マクマスター大学などいくつかの大学の研究者が社会学的な実験として行っていたロボット。子供くらいの大きさの円筒に模擬的な手足は付いているが、自分で移動する機能は持たない。どこに行きたいかをしゃべり、誰かの車に載せてもらいヒッチハイクで移動する。 顔に相当する部分にはLED表示、太陽電池とバッテリーにより携帯電話網を通して自分がどこにいるかを通知し、定期的に写真を撮影してInstagramにアップロード、Twitterにつぶやく(実際につぶやいているのは位置と画像を受け取った研究者の人だが)。簡単な会話もでき、内蔵バッテリーが低下すると充電を依頼、トリビアクイズでドライブ中の話相手にもなるという。 カナダ横断(約2週間)やドイツ
カクレクマノミがイソギンチャクに刺されないのはなぜか――。その仕組みの一端を愛媛県の女子高校生2人が解き明かした。5月に米国で開かれる世界最大の学生科学コンテストに出場する。 解明したのは、愛媛県大洲(おおず)市の県立長浜高校1年で、水族館部に所属する重松夏帆さん(16)と山本美歩さん(16)。 カクレクマノミはスズメダイ科の熱帯魚で、ハタゴイソギンチャクをすみかにする。一方、イソギンチャクは、餌を取ったり身を守ったりするため体の表面にある触手から強い毒を含む針のような刺胞(しほう)を出す。 水族館部では千匹以上のカクレクマノミを飼育する。2人は、異なる液体がついた指でイソギンチャクに触れると、刺される指と刺されない指があった先輩の実験をヒントにした。
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